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国連アカデミック・インパクト(2021年度活動報告)

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国連アカデミック・インパクト活動報告書とは

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国連アカデミック・インパクト(以下「UNAI」という。)の加盟大学は、UNAIの10の原則のうち、各年度に少なくとも1つの原則に係る活動を実施し、UNAI事務局に報告することとされています。
 



≪本学が参加する4原則≫

  • 原則6 人々の国際市民としての意識を高める
  • 原則8 貧困問題に取り組む
  • 原則9 持続可能性を推進する
  • 原則10 異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く



2021年度活動報告書の概要

≪2021年度国連アカデミック・インパクト活動報告書の目次≫

≪Japanese≫ 00 UNAI_2021_jp 01-03.pdf

1 青少年に対する社会生活スキルトレーニング(SocialSkills Training)
  看護学部 講師 佐藤史教 / 学生団体 HOSSTY

 看護学部では、高校生の対人関係技能の向上を図るため、岩手県内の高校で社会生活スキルトレーニング(Social Skills Training;以下「SST」という。)を継続的に実施しています。  
 SSTは、統合失調症の慢性期にある人の対人技能を高めるために開発された認知行動療法の1つであり、現在では、子どもに対するSSTも病院や学校、放課後等デイサービスなど、様々な場で行われるようになってきています。
 また、本学のアイーナキャンパスで、発達障害をもつ小中高生を対象に、毎月1回SSTによる対人関係技能の向上に取り組んでいます。
≪Japanese≫  01 UNAI_2021_jp 04.pdf

2 岩手県内の児童養護施設の思春期女子へのリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖の健康)ケア
  看護学部 教授 福島裕子、助教 伊藤沙織、助手 山内侑里

 看護学部では、看護学・助産学の専門家の立場から、岩手県内の児童養護施設で生活している思春期の女性利用者を対象にリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖の健康。)ケアモデルを開発し、実践しています。  
 児童養護施設の女性利用者は、母親からの性と生殖の健康に関する様々な知恵の伝承がされにくい環境で生活し、愛着障害を根底とした心理社会的問題を持つ場合もあり、同年代に比べて性行動開始が早く、予期せぬ妊娠や性感染症の罹患、性暴力被害のリスクが高いといわれています。  
 このリプロダクティブ・ヘルスケアモデルは、虐待等を経験した女性利用者に、生と生殖の知識だけでなく、自己の存在や性の受容を促し、将来の性の自己決定につなげることを目指しています。
≪Japanese≫  02 UNAI_2021_jp 05.pdf 


3 障がいのある子どもと家族のケア研修会
  事務局責任者:原瑞恵(看護学部 准教授)
  事務局メンバー:及川佳子(こずかたこども園)、川村貴子(岩手県立療育センター)、
  大和田毅(独立行政法人国立病院機構釜石病院)、髙橋佑里香(看護学部 助手)

 看護学部では、主に岩手県内の障がいのある子どもを養育している家族の方々と子どもと家族のケアに携わっている医療職や福祉職の方々の意見を取り入れ、年2回研修会を行っています。この研修会は、家族の方々と支援者が意見交換しながら、子どもや家族の状況、お互いのケア状況を把握し、障がいのある子どもと家族にとってよりよいケアとなるよう考える機会を提供することを目的としています。
≪Japanese≫  03 UNAI_2021_jp_06.pdf 


4 河川の可視化と3次元モデルを活用した河川の多面的管理・活用
  プログラム責任者:土井章男(ソフトウェア情報学部 教授)  
  プログラムメンバー:佐井守(西和賀淡水漁業協同組合/環境創造会議)
  原田昌大(㈱タックエンジニアリング)小林剛、横内孝之(リコージャパン㈱)
  榊原健二、槻ノ木沢拓孝(㈱悳PCM)

 本研究のプロジェクトチームは、河川の様々な情報(360度画像、3Dモデル、点群データ、数値情報等)の可視化・表示可能なMAPの開発を目的として、プラットフォームとなるGISの選定や、データの取得等を行いました。選定したArcGISを用いて流域ジオマップを作成し、データ表示の検証を行いました。
≪Japanese≫  04 UNAI_2021_jp 07-08.pdf 


5 地域社会論演習:「『雲を紡ぐ』でつながろうプロジェクト」との連携
  ~井戸水とホームスパンのおもてなし~
  三須田善暢(盛岡短期大学部 准教授)、
  及川明音、菅沼秀、高岡摂、村松冴恵(2021年度国際文化学科学生)

 盛岡短大部国際文化学科2年次の授業である「地域社会論演習」では、地域で企画をたてて実施し、それを学びに役立てること(サービスラーニング)を趣旨としています。演習では、盛岡市と盛岡まち並み塾がおこなっている「『雲を紡ぐ』でつながろうプロジェクト」と連携し、町の人達との交流を通じて町の魅力と課題を考える機会としています。
 2021年度は、井戸水で著名な盛岡市鉈屋町を舞台として、井戸掃除の支援、井戸水でのお菓子づくり、手芸品の制作及びお茶会の開催を企画しました。
≪Japanese≫  05 UNAI_2021_jp 09.pdf 


6 リーディング・マラソン室における異文化間理解の促進取組について
  ~人を通して異文化を知る&異文化の本を通して人を知る~
  盛岡短期大学部 国際文化学科 准教授 熊本早苗、准教授 吉原秋、講師 ヘイミッシュ・スミス
 盛岡短期大学部国際文化学科では、「豊かで実践的なコミュニケーション能力」を強化・補強するため、自立型外国語学習事業としてリーディング・マラソン室(ReadingMarathon Room)を実施しています。 
 外国語運用能力向上のためには、学習者自身が主体的に学ぶ環境が必要不可欠です。その学びを支援する学習環境を実現すべく、対象言語を母語とするネイティヴ・スピーカーもしくはそれに準じる外国語話者のラーニング・アドバイザー(Learning Advisor, 以下LAと略)を配し、本学教職員とLAが連携しながら実施しています。
≪Japanese≫  06 UNAI_2021_jp 10.pdf 


7 国際文化理解演習I・Ⅱ 韓国語オンライン研修
  盛岡短期大学部 国際文化学科 教授 石橋敬太郎、准教授 吉原秋

 盛岡短期大学部国際文化学科の1年次の「国際文化理解演習」では、地域から世界へと視野を広げ、国際人としての知見を身につけ、多様な文化を学ぶため、アメリカ又は韓国での海外研修を行っていました。  
 しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度は、中止にせざるを得ませんでした。2021年度は、学生が外国語・異文化を学ぶ機会を確保するため、オンラインによる研修を実施し、7名の学生が、慶煕大学校国際教育院の韓国語短期オンライン課程を受講しました。
≪Japanese≫  07 UNAI_2021_jp 11.pdf


8 宮古短期大学部における異文化理解促進の取組み
  宮古短期大学部 准教授 三村敬之、講師 大前義幸  

 宮古短期大学部では、異文化理解促進のため、「国際交流に関する講演会」の開催と「English Ti me」の実施に取り組んでいます。  
 2021年12月に開催した「国際交流に関する講演会」では、宮古市の国際交流担当者を講師に「宮古市在住外国人への取り組みの現状」と題して講話をいただきました。講演の後は、「一人ひとりの国際理解」と題し、外国での生活理解に関するグループワークを行いました。  
 また、2021年7月と12月に、外国人講師を招いて英会話交流イベント「English Time」を開催しました。参加者は講師と英語でやりとりをしながら、国際理解を深めました。
≪Japanese≫  08 UNAI_2021_jp 12.pdf 


9 「心の時計」再始動へ~岩手県立大学宮古短期大学部学生赤十字奉仕団 活動紹介~
  宮古短期大学部 教授 田中宣廣、学生団体 岩手県立大学宮古短期大学部学生赤十字奉仕団
 「岩手県立大学宮古短期大学部学生赤十字奉仕団」は、地域でのボランティア活動を通じて地域に対する理解を深めるとともに、地域に貢献するため、2008 年に活動を開始しました。  
 東日本大震災津波発災後は、支援物資の仕分け作業や、被災家屋及び道路側溝の清掃作業に取り組みました。震災から10 年が経過しましたが、地域の住民の「心の時計」の再始動のため、様々な活動を通じて支援活動を継続しています。
≪Japanese≫  09 UNAI_2021_jp 13.pdf 


10 LINKtopos2021の開催について
  ~公立大学学生ネットワーク/ LINKtopos2021 in IWATE ~
  岩手県立大学運営チーム
 全国公立大学学生大会「LINKtopos」は、2012年、東日本大震災のボランティア活動を契機に組織された「公立大学学生ネットワーク」が主体となって、年に一度全国の大学生が集い、災害支援、防災、地域活動等をテーマに、ワークショップ等を通じて研鑽・交流を図っています。   
 東日本大震災から10年という節目の年に、本学が開催校となって、「あれから、これから」をテーマに、2021年9月15日~ 16日の2日間、Zoomを活用したオンライン形式で開催しました。メインプログラムとして、「配慮・ケア」、「復興・まちおこし」、「コロナ禍における地域活動」をテーマに、ワークショップを行いました。
≪Japanese≫  10 UNAI_2021_jp 14-15.pdf