宮古短期大学部では、本学の建学の理念、教育の特色、教育研究上の目的を踏まえ、
1 実社会に有用な知識と確かな専門技術を修得した人材
2 職業人としての自信と豊かな教養、情報の取捨選択能力と活用能力を身につけた人材
3 広い視野に立つ国際性や地域のリーダーとしての資質を培い、社会に貢献する有能な人材
の育成を図り、本学学則に定める卒業要件に必要な年数以上在学し且つ単位を修得した学生を、次に掲げる「学生が卒業までに身につけるべき能力」を備えたものとして、学位「短期大学士(経営情報学)」を授与します。
学生が卒業までに身につけるべき能力
<専門科目>
【経営・会計分野】
1 職業人として企業の社会的役割を広い視野で理解して企業活動に参加できる。
2 企業の管理や会計の知識・技能を活用して企業活動に参加できる。
【情報科学分野】
1 コンピュータを活用し、企業活動における情報化に率先して参加できる。
2 コンピュータの仕組みをより専門的に学び、プログラムやシステムの開発に参加できる。
<教養科目>
1 グローバルな視野と地域に貢献する意欲をもって行動できる。
2 コミュニケーションツールとして英語を活用できる。
3 自分で考え、他者と協力しながら社会の中で主体的に行動できる。
<ゼミ科目>
より高度な知識や技術を培い、専門性を深めることで、社会生活や企業活動に活用できる。
<キャリア科目>
培った知識や技能を活用するとともに、明確な目的意識をもって自身の進路を選択できる。
宮古短期大学部の教育目標を達成するため、以下のとおりカリキュラムを編成します。
<専門科目>
専門科目には、経営情報学科として専門性をより高く学修するために、経営・会計分野ならびに情報科学分野の科目が配当されています。
学修方法としては、基本的に両分野について学びつつ、さらには自身の専門性に応じてどちらかの分野に重点を置いて学ぶこともできます。
【経営・会計分野】
1 専門基礎科目では、経営学や会計学の基礎を学びます。
2 経営専門科目、会計専門科目、経営・会計関連科目では、企業の仕組みと社会的な役割、企業の管理や実践、簿記会計、さらに関連した広い知識について学びます。
【情報科学分野】
1 専門基礎科目(1年前期)をベースにして、将来の志望進路や学問的興味をもとに、経営情報関連、コンピュータ科学関連の各科目を選択し学んでいきます。
2 選択の方向として、コンピュータの利用方法から利用者サイドと開発者サイドの二つの履修方針を設定しています。二つの履修方針は適宜組み合わせて履修することが望まれます。
<教養科目>
多彩な教養科目を学修することによって豊かな教養を身につけるとともに、近年の社会あるいは企業内における英語の重要性から、科目や担当教員の配置を充実させ、英語教育重視のカリキュラム編成を行っています。
<ゼミ科目>
1年次~2年次を通じて履修するゼミ科目では、学修への取り組みから専門的な研究への取り組みまできめ細かな対応の教育を行います。さらには、キャリア教育を視野に入れたゼミ学習も行います。
<キャリア科目>
キャリア科目は、卒業単位にこそ組み込まれませんが、必修科目として、卒業後の進路選択にあたって、社会人として不可欠な基礎力の学修を行い、就業力を高めます。