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能登半島地震に関する学長メッセージ

このたびの石川県能登半島を震源とする令和6年能登半島地震により、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、被災された方々及びその関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

在学生には既に事務管理公開システムを通じて学生本人またはご家族を含めた被災状況の確認を行っておりますが、被災された学生の皆様や地震により今後の学生生活に支障を来たす恐れがある学生の皆様には、遠慮なく学生支援室の方に相談するようお願いいたします。

能登半島地震の被災地では、ライフラインや交通・通信インフラの途絶により、現在も極めて厳しい状況が続いており、皆さんの中には、被災者に寄り添ってボランティア活動に参加したいと考えている方もおられるかと思います。被災地の状況は、復興の進行、余震の発生、天候等により、日々変化しています。ボランティア活動が、場合によっては災害復旧の妨げとなることがありますので、ボランティア活動をお考えの皆様には、この点に十分留意して適切な情報収集を心がけていただくようお願いします。

岩手県は2011年に東日本大震災津波を経験し、その際には非常に多くの皆さんから、ご支援をいただきました。本学は、東日本大震災津波時には、全国の学生ボランティア等の受入れの窓口としての機能を果たしました。また、2023年には、「岩手県立大学防災復興支援センター」を新たに設置し、地域の防災力向上に資する支援活動、調査研究活動、人材育成活動等の取組を進めています。本学としては、そうした経験や知見を活かしながら、今般の能登半島地震の被災地の復旧や復興に役立てていただけるように取り組んでいきたいと考えております。

能登半島地震の被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。



202419

岩手県立大学 学長 鈴木 厚人