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2023年4月、岩手県立大学 防災復興支援センター(仮称)を設置します。

災害復興支援センターから、防災復興支援センターへ

  • 岩手県立大学では、20114月に災害復興支援センターを設置し、東日本大震災等により被災した地域の復興を、教職員及び学生のボランティア活動、並びに看護や福祉分野などの専門性を持つ教職員の派遣等を通じて支援してきました。
  • 同センターの設置から11年、この間、岩手県では激甚化する風水害等の新たな災害を経験しつつ、地域のニーズは「東日本大震災からの復興支援」から、震災の教訓を踏まえた「次の大災害への備え」へと変化しつつあります。
  • これを受け、岩手県立大学は、東日本大震災から12年目、岩手・宮城内陸地震から15年目、昭和三陸地震から90年目を迎える2023年、災害復興支援センターを改組し、新たに「防災復興支援センター」を設置します。

防災復興支援センターでの新ミッション

 防災復興支援センターでは、これまでの被災地復興支援活動に加えて、次の大災害から生き残るため、地域の防災力向上に資する支援活動、調査研究活動、人材育成活動等に取り組みます。

  • 新ミッション①【支援】:地域の防災力向上に資する支援活動

 地域の災害対応の体制構築、地区防災活動・避難訓練支援、防災マップ作成支援等、地域の抱える防災活動上の課題解決に尽力します。

  • 新ミッション②【研究】:次の大災害から生き残るための調査研究活動

 地域防災の先進事例、震災ツーリズム、伝承活動、災害発生後のくらしの課題、復興に至るまでの教訓と課題、それらの解決策等を調査研究し、その共有・発信を行うデータベース構築に取り組みます。

  • 新ミッション③【人材】:次の大災害から生き残る力を備えた人材育成活動

 所属学生の約半数が岩手県内に就職する地域に根ざした公立大学の特性を生かし、自らと家族が災害から生き残る『自助』の力、地域住民の一員として、コミュニティとの協働のもと、災害から生き残る『共助』の力を有する人材育成・輩出に取り組みます。
 これらを実現するべく、防災・復興に関する研究・教育・人材育成プログラムの整備を行い、地域防災の担い手として防災士資格の取得、災害時の活動支援となるドローンパイロットチーム、災害時ボランティアの育成、災害看護研修会の実施等を行います。


参考:チラシ

※センターの活動詳細は、今後、本学ホームページ上で公開していきます。



お問い合わせ先

岩手県立大学 研究・地域連携室
TEL 019-694-3330
E-mail chiren@ml.iwate-pu.ac.jp