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盛岡短期大学部ポリシー

盛岡短期大学部ディプロマ・ポリシー

 盛岡短期大学部では、本学の建学の理念、教育の特色、教育研究上の目的を踏まえ、教養教育と密接な関連を保ちながら専門の学芸を教授研究し、豊かな感性を身につけた有為な職能的社会人を育成するとともに、地域社会の発展、国際社会の発展に寄与できる人材の育成を図ります。これに基づき、

生活科学科生活デザイン専攻においては、

1 住環境と衣環境を融合した生活の実践能力と幅広い教養を身につけ、多様化する将来の生活を自ら考え構築できる人材
2 地域の環境・気候風土に根ざした適切な住居をデザインできる人材

生活科学科食物栄養学専攻においては、

1 食に関する科学の基礎から応用までを体系的に理解し、食生活を支える知識と技術を習得し、科学的思考や実践に対応できる力を身につけた人材
2 食生活をより良い方向へ支援する専門的知識や技術、実践能力を兼ね備えた、栄養士として社会に貢献できる人材

国際文化学科においては、

自他の文化を正しく理解した上で、他者と正しくコミュニケーションできる能力を備えた、豊かな人間性と国際感覚とを併せ持った、社会に価値ある人材、地域の国際化に貢献できる人材

の育成を図り、本学学則に定める卒業要件に必要な年数以上在学し且つ単位を修得した学生を、次に掲げる『学生が卒業までに身につけるべき能力」を備えたものとして、生活科学科にあっては学位『短期大学士(生活科学)』、国際文化学科にあっては学位『短期大学士(国際文化)』を授与します。


学生が卒業までに身につけるべき能力

生活科学科【生活デザイン専攻】

1 人間-衣服-住居-地域の関わりを理解し、多様化する将来の生活を自ら考えて取り組むことができる。

2 地域の環境・気候風土に根ざした住居をデザインできる。

3 自然環境と社会環境に調和し、身体機能に適した衣生活を実践できる。

生活科学科【食物栄養学専攻】

1 食に関する学問的知識を修得し、それを日常の生活において活かしていくことができる。

2 栄養士として必要な専門的知識や技術を身につけ、専門職として活躍できる。

3 問題解決のための能力や実践力を身につけ、食に関する分野において社会の発展に寄与できる。

 

国際文化学科

1 西洋・アジア及び日本の多様な文化や交流の歴史を幅広く理解し、これを尊重する豊かな国際感覚と良識をもつことができる。

2 自らが生活する地域とそれが持つ文化の諸相をより深く理解し、地域文化の振興や地域の国際化に積極的に寄与できる。

3 自立した社会人として、豊かで実践的なコミュニケーション能力を身につけ、主体的に考え発言できる。

 

盛岡短期大学部カリキュラム・ポリシー

 

生活科学科【生活デザイン専攻】

 生活デザイン専攻では人間-衣服-住居-地域の関わりを理解し、多様化する将来の生活を自ら考えて取り組むことができる人材の育成をめざして2年間のカリキュラムを共通科目・基礎専門科目・専門科目・実践科目の4つの科目群で構成しています。

1 共通科目
 生活科学科の基幹となる科目であり、社会生活を送るうえで必要となる豊かな人間性と幅広い教養を身につけるとともに、さまざまな学問分野の学び方に触れ、それを専門分野の修学に応用できるように配慮しています。また、専門科目の理解に資する観点も加味し、人間、生活、文化、社会との関連性を重視するとともに、健康で豊かな人生を創造していくうえでの知識や技術を身につけ、心身の健康を養い、情報化の進展に対応した教育を行います。
2 基礎専門科目および専門科目
 
人間生活とそれを取り巻く生活環境としての住居(インテリア含む)と衣服とを総合的に理解するとともに、我々の生活自体が環境に及ぼす影響や今後の望ましい生活環境のあり方を考えるため、住居と衣服を中心とした科目、および地域社会や高齢社会を理解するための科目で構成しています。講義と演習、実験、実習を通じ、住居と衣服について科学的かつ多角的、総合的にとらえながら実生活に応用できる能力と技術を修得するための科目です。
 また、住居に関わる科目を通して、二級建築士および木造建築士の受験に必要な知識と技術を学びます。
 さらに、ゼミ形式で行われる「卒業研究」では、教員の専門研究領域に応じたテーマの研究を通して、計画力、問題解決能力、実践力などを培います。
3 実践科目
 
社会での実践運用に備え、ビジネス実務に関する科目が開講されています。 

生活科学科【食物栄養学専攻】

 食物栄養学専攻のカリキュラムは、共通科目・基礎専門科目・専門科目・実践科目の4つの科目群で構成されています。

1 共通科目
 
生活科学科の基幹となる科目であり、社会生活を送るうえで必要となる豊かな人間性と幅広い教養を身につけるとともに、さまざまな学問分野の学び方に触れ、それを専門分野の修学に応用できるように配慮しています。また、専門科目の理解に資する観点も加味し、人間、生活、文化、社会との関連性を重視するとともに、健康で豊かな人生を創造していくうえでの知識や技術を身につけ、心身の健康を養い、情報化の進展に対応した教育を行います。
2 基礎専門科目
 
現代人の食生活や環境について理解するための科目、及び、生命と健康について学ぶ上で基礎となる科目で構成されています。専門科目を履修する前に必要な知識や考え方について学びます。
3 専門科目
 
専門科目は、栄養士の免許を取得するために必要な科目を中心に構成されています。おもに身体の構造や機能、食品の化学的性質を知り、食品に含まれる栄養素の働きなどを学び、「食による生活習慣病」を予防し、ライフステージや病態に沿った栄養管理ができる能力と技術を修得するための科目です。
 また、栄養学の基礎や応用、栄養教育、特定給食施設の管理・運営などの講義や実習を通して、栄養士の業務に関わる知識と技術について学びます。
 さらに、ゼミ形式で行われる「専門演習」では、教員の専門研究領域に応じたテーマの研究を通して、計画力、問題解決能力、実践力などを培います。
4 実践科目
 
社会での実践運用に備え、ビジネス実務に関する科目が開講されています。

国際文化学科

 国際文化学科のカリキュラムは、教養科目、キャリアデザイン科目、基礎専門科目、専門科目、実践科目で構成されます。

1 教養科目
 
それ自体が独立した科目群であるとともに、専門科目での文化理解に必要とされる基礎的な視座を養います。人間への理解、社会への理解などが総体的に促されるとともに、実り豊かな人生を創造していく上で欠かすことのできない知性と教養が磨かれます。
2 キャリアデザイン科目
 自己についての理解を深め、人生観・職業観を確立することをねらいとし、自らのキャリアをデザインできるようになるための科目です。
3 基礎専門科目
 
日本、地域及び諸外国の文化に関する専門科目の履修に備え、文化に対する幅広い思考力、判断力を養うとともに、研究調査、プレゼンテーション、言葉による表現能力といったコミュニケーションスキルの向上を目指す科目を多く配置し、少人数クラスによる実践的指導を行います。
4 専門科目
 
「西洋」「アジア」「日本」の各文化領域およびそれらを横断的に把握する「比較文化」の各領域の科目から構成されています。これら専門科目では、自らの興味と問題意識に関わる文化領域を核としながら、それ以外の各領域の科目を横断的に履修することが可能となっています。また、概論から研究法、さらには多様な演習授業へと、学習の進展に従って段階的に履修できるように工夫されており、卒業研究とも連動させながら、文化に対する思考の実践的な深化を可能とします。
 履修の集大成として「卒業研究」を作成します。「卒業研究」は、各自が提出したテーマに基づいてそれぞれ専門とする教員のもとで、他の文化領域と有機的連関を図りながら、ゼミ形式で調査研究を進めるもので、2年次進級とともに開始されます。
5 実践科目
 
社会での実践運用に備え、情報処理、ビジネス実務、ビジネス英語などの科目が開設されています。