国連アカデミック・インパクト活動報告書とは

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国連アカデミック・インパクト(以下「UNAI」という。)の加盟大学は、UNAIの10の原則のうち、各年度に少なくとも1つの原則に係る活動を実施し、UNAI事務局に報告することとされています。

本学が参加する4原則

  • 原則6:人々の国際市民としての意識を高める
  • 原則8:貧困問題に取り組む
  • 原則9:持続可能性を推進する
  • 原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く

2023年活動報告書の概要

2023年国連アカデミック・インパクト活動報告書の目次

1.岩手県内の保育所で働く保育所看護職を対象とした専門性を高める取組み

  • 岩手県立大学 看護学部:准教授 相墨生恵
  • 岩手医科大学 看護学部:教授 岩渕光子
  • 菊池陽子(白岩保育園:遠野市)
  • 澤口宏美(本宮保育園:盛岡市)
  • 袖林典子(雫石保育園:雫石町)
  • 石田真紀子(病児等保育施設:遠野市)
  • 高橋貴子(つばめ幼稚園:滝沢市)
  • 小泉湧(立根こども園:大船渡市)

2013年に、筆者、県立大学卒業生(3回生)、現職の保育所看護職者の3名で研修会開催のための会を立ち上げました。研修会の目的は「子供にかかわる専門職者としての知識と技術のスキルアップ」と「岩手県内の保育所看護職のネットワークの構築」とし、受講者が受け身の研修会ではなく、能動的に参加する研修会を目指しています。
また、保育所で働く看護職たちが主体となり、研修会を企画・運営できることを将来的な目標としています。

2.米国ノースカロライナ大学ウィルミントン校(UNCW)との遠隔講義

岩手県立大学看護学部:准教授 アンガホッファ司寿子、准教授 細川舞

米国ノースカロライナ大学ウィルミントン校(以下、UNCW)とは、2002年に協定を締結し、2005年から双方からの遠隔によるプレゼンテーションを開始しました。それ以降、毎年2回の遠隔講義を主とした交流を継続しています。この遠隔授業は、2009年から国際看護論演習の科目のなかの位置づけとなっています。
履修生は、遠隔授業に向けて、グループワークにより国際的な視点で健康課題に関連するテーマを選び、異文化交流を意識したプレゼンテーションの作成に取り組んでいます。テーマに沿って調べて考察した結果を英訳してスライドを作成し、発表に向けてネイティブの講師の指導を受け発音練習を行っています。

3.韓国での3週間にわたる実地研修(国際文化理解演習I・Ⅱ)

岩手県立大学盛岡短期大学部 国際文化学科:教授 小野田摂子、准教授 吉原秋

韓国研修の目的は、ハングル、韓国の文化や歴史を学ぶとともに、韓国の学生たちとの交流を通して異文化を理解する際の姿勢を学ぶことにあります。具体的には次の4点です。

  • 韓国語を学ぶ
  • 韓国の歴史と文化を学ぶ
  • 韓国の現代の社会について知る
  • 韓国の大学生と交流する

慶煕大学校国際教育院では、オリエンテーション時の試験で能力別にクラスが分けられます。午前中は韓国語の文法の学習とともに様々な状況設定の中でスピーキング能力を磨き、午後はK-POP、韓国ドラマ、ハングルカリグラフィーなどの文化を学びました。また、学外で市内の文化施設などを見学する現地学習も経験しました。

4.地域社会論演習:盛岡秋祭り「め組」山車運行への参与観察調査

岩手県立大学盛岡短期大学部:教授 三須田善暢

「地域社会論演習」(盛岡短大部国際文化学科2年時授業)の目的は、地域で何らかの企画をたてて実施し、それを学びに役立てるという、いわゆるサービスラーニングに近いものです。
その趣旨にもとづき、今回は三須田が長年関りをもつ盛岡市鉈屋町の「め組」(盛岡市消防団第二分団)がおこなう、盛岡秋祭り(盛岡八幡宮例大祭)への山車運行(2023年9月13日~ 16日)に参加しました。
「め組」による山車運行は7年ぶりで、そこでの参与観察を踏まえて秋祭りと消防団、地域社会との関係を考え、課題の解明をおこなおうと試みました。

5.復興防災学習プログラム

復興防災学習プログラム運営チーム

  • 石堂淳 理事
  • 高等教育推進センター:江村健介
  • 総合政策学部:杉安和也
  • 盛岡短期大学部:千葉啓子、熊本早苗、吉原秋、Hamish Smith、Patrick Maher

東日本大震災津波(2011年)を契機とした飲料水配布活動(水ボラ)は、2022年からサービスラーニングを中心とした防災学習「復興防災学習プログラム」に位置付けを進化させ、Covid-19の蔓延による2年間の休止を経て3年ぶりに活動を復活させました。
2023年は、被災から約10年を経て完成した高田松原津波復興祈念公園と岩手県立野外活動センターを中心会場として、3団体(オハイオ大学は都合により参加しませんでした)から学生・教職員合わせて62名が参加しました。

6.SDGsワークショップ

  • 岩手県立大学:名誉教授 渋谷晃太郎
  • 岩手県立大学研究・地域連携本部:プロジェクトコントローラー 及川敏
  • 特定非営利活動法人環境パートナーシップいわて

本学では、令和3年度から(国研)科学技術振興機構の「共創の場形成支援プログラム(COI- NEXT)」において、東京大学を代表機関とする「ビヨンド・"ゼロカーボン"を目指すCo-JUNKANプラットフォーム」研究拠点に、岩手県とともに「岩手サテライト」を構成し参画しています。
主な取組として、令和5年度においては、一戸町における「ゼミワークショップ」と、葛巻高等学校及び一戸高等学校における「SDGsワークショップ」を実施しました。

お問い合わせ先

教育支援室(教育企画・国際交流グループ)

TEL:019-694-2016

E-mail:ipu-eduint(at)ml.iwate-pu.ac.jp(atを@に置き換えてください)