全国に先駆けて新たな試みに挑戦、主体的に活動できる環境がここにある
菊池 眞悠子 さん
[社会福祉学部・1年]
高校時代から高齢者の方と
高校生をつなぐ場づくりの活動に携わり、入学後はボランティアサークルKIPU*Laboで代表を務めているほか、風土熱人Rにも参加。防災に関わるプロジェクトにも挑戦したいと考えている。
高橋 孝典 さん
[平成13年度・ソフトウェア情報学部卒]
岩手県立大学の一期生として入学し、サークル設立や委員会活動など学生活動の基礎を築く。卒業後は岩手県職員として観光や国体、ILCなどの仕事に携わる傍ら、総合政策研究科などで社会人院生として学ぶ。平成19年より同窓会長を務めている。
Q 県立大学の魅力は?
菊池 私は高校時代から社会福祉士になりたいという夢がありました。生まれ育った岩手のことをしっかり学んだ上で、社会福祉を深めていくなら県立大学が一番だと思ったんです。
高橋 私は一期生なのですが、新しい大学ということもあり、学生も教員も志が高く、チャレンジ精神を持った人が多かったように思います。私が学んだソフトウェア情報学部も先駆けの学部でしたが、総合政策という学部も全国的に数少ない学部でした。大学全体が最先端の教育・研究をしていくんだ!という気概に満ちていましたね。
熊谷 私は総合政策学部で4年間学びました。うちの学部には、法律や経済といった社会・人文科学の分野と、環境や地域を学ぶ自然科学の分野があります。他の大学ならどちらかに特化した学部が多いのですが、県立大学の場合は幅広く学んでから、自分の興味のある学問を選択し、深く掘り下げていけるところがいいと思います。
浅井 現在、私は生活支援コーディネーターとして、地域の支え合いをつくるお手伝いをしていますが、今やろうとしていることって、実は大学時代に学生ボランティアセンターの仲間が実践していたんですよね。大学がある川前地区の人たちと学生が鍋を囲みながら交流したり、地域を学生がパトロールしたり。今の社会課題に、うちの大学はもう何年も前から先駆けて活動していたんです。
高橋 確かに学生ボランティアセンターの活動は画期的でした。こうした組織を立ち上げたのも、全国的に早かったですね。
浅井 学生と先生の関係がいいのも魅力の一つ。大学にはクラス担任がいないので不安でしたが、先生方はみんな親身になって相談に乗ってくれました。
熊谷 大学に入って人間関係も広がりました。私はサークルや委員会で活動したり、図書ボランティアもやっていたのですが、様々な経験ができただけでなく、活動を通して他学部の友人が多くできました。