「中央委員会」と聞いて、どんな活動が思い浮かぶだろう。この委員会は中学・高校でいうなら生徒会、つまり大学の学生活動(学生会)の中枢を担う委員会なのである。その活動は大きく3つ。一つは、新入生歓迎会・七夕祭・夢灯りの学内イベントの企画・運営。一つは、サークルや委員会の活動費の予算作成。そして、もう一つが、学生の代表が集まる「代表委員会」の運営だ。
「予算作成では評価力や会計力、イベントでは企画力や実行力など、社会で役立つ力が身につきます。将来を見据えて入る学生が多いですね」と話すのは、代表の平沢光真さん(ソフトウェア情報学部・2年)。幅広い活動の中でも、大変なのはイベントの企画・運営。天候に左右されることもあるため、リスクを踏まえた準備が必要になるという。
「準備をどれだけしたかで、結果が大きく変わるんです。要は、自分の努力次第。頑張った分だけ達成感も大きいです」。仲間と物事を成し遂げる中で、人とのつながりを学び、成長していけるという中央委員会。「何かやってみたい」と思っている人に、新しい一歩を踏み出す入口になるかもしれない。
中央委員会が企画・運営を行う七夕祭(上)と新入生歓迎会(下)の様子。
中央委員会
部員数は27名。活動日は毎週月曜日、18:00~19:00まで部室で行っている。学生生活を充実したものにするための様々な学生会活動や、学内イベントの企画・運営などを行っている。