平成23年3月11日に起きた東日本大震災は、岩手県をふくむ、東北地方太平洋岸の各地に大きな被害をもたらしました。震災以降、盛岡短大部の学生や教員は、いろいろなかたちで、被災地の復興へ向けての取り組みを行っています。ここでは、その活動の一端を紹介します。
食物栄養学専攻の千葉啓子教授を中心としたグループは、平成23年5月より、陸前高田市の広田半島地域で、ミネラルウォーターを配布するボランティア活動を行っています。短大部を含めた、岩手県立大学全体の教職員および学生の有志が、地域の方々のお宅を1軒ずつ訪問し、安全な水を届ける活動です。水道は復旧しましたが、以前のような良好な水質は保てず、また、暑さ対策や高齢世帯見守りも兼ねて、24年度も活動を再開しました。
(2012年5月 1日 16:07)