生活科学科 生活デザイン専攻
生活デザイン専攻紹介動画
生活科学科 生活デザイン専攻
よくある質問(質問をクリックすると開きます)
A-1
生活デザイン専攻では、所定の科目の単位を取得して卒業すると、国家資格である二級建築士の受験資格を取得することができます(受験の際の実務経験は不要)*。また、色彩検定や建築CAD検定、インテリアコーディネーター資格試験、福祉住環境コーディネーター検定などの各種の検定試験に関する内容も、講義や演習の中で勉強することができます。在学中にこれらの検定試験を受験し、資格を取得している学生もいます。
*受験資格に関わる指定科目を必要な単位数取得すると、二級建築士の受験資格が得られます。二級建築士試験を受験する際には実務経験は必要ありません。但し、その試験合格後の免許登録に必要な建築の実務経験年数は、習得した指定科目の合計単位数によって、0年、1年、2年と異なります。二級建築士を取得すると一級建築士試験を受験することができます。但し、その試験合格後の免許登録の際には、二級建築士として4年以上の建築の実務経験が必要です。
A-2
生活デザイン専攻では、「コース制」をとっているわけではありません。1年次では、ファッションと建築の両方の分野についての、基本的な内容の科目が設定されています。全員が両分野の基礎を学び、そこから自分の興味を深めていきます。2年次になると、興味のある方の分野に重点を置いて専門的な学びを深めていくこともできますし、両方の分野を学ぶこともできます。
A-3
一般的な工学部の建築系学科では、主に大規模な建築を対象とした講義が中心で、数学や理科の知識を利用する講義が多くあります。本学生活デザイン専攻では、木造の住宅を中心に学んでいきます。住宅は、人間が使用している最も身近な建築です。その住宅について、計画や構造はもちろん、それに加えて、歴史や文化、そして環境や暮らしとの関わりを考えながら、多面的に学ぶことが大きな特徴です。
A-4
生活デザイン専攻では、二級建築士を目指す授業内容だけではなく、ファッションやテキスタイルを学ぶ服飾系科目を選択することもできます。その場合は、数学や理科の知識は、それほど必要ありません。また、二級建築士を目指す場合でも、主に中学高校の数学や理科を復習する「基礎数理」という授業のほか、他の授業でも必要に応じて復習の時間を設け、二級建築士レベルの問題に対応できるよう指導しています。入学してからしっかりと学んだ学生はきちんと対応できています。
A-5
入学してからしっかり学習すれば、心配はいりません。入学後に、「基礎造形」という授業で、デッサンやスタイル画の基本的な技法を学びます。製図やCAD(コンピュータによる製図)の演習でも、全く未経験の人でもできるよう、基礎からしっかりと指導しています。建築の製図は、定規等の製図道具やコンピュータを使用して行う作業ですので、絵を描くのが苦手な方でも、しっかり練習すれば必ず上達できます。
A-6
生活デザイン専攻では、男性が、令和元年度は3名、令和2年度は1名、令和3年度は1名、入学しています。現状では、男性入学者も、臆することなく女性の同級生と勉学に励んでいます。
A-7
積極的に進学を目指す学生のために、小論文や英語 の試験の対策講座、志望理由書等の添削指導、面接対策などを行っています。
A-8
本専攻では、二級建築士受験資格を取得して卒業した卒業生に受験報告を義務付けていないため、受験者の数、合格者の数とも、正確には把握できておりません。ただし、専攻として把握している範囲では、生活デザイン専攻卒業生(旧生活科学専攻を含む)のうち、岩手県および宮城県で受験、合格し、二級建築士の資格を得た者の人数は、平成20年~令和2年試験までの累計で19名です。そのうちの直近3年の合格者、平成30年試験では4名、令和元年試験では2名、令和2年試験では4名となっています。