学生の状況

平成24年度の卒業者及び就職の状況

 平成24年度に検討が進められたキャリア教育科目の体系化について、平成25年度からソフトウェア情報学部、総合政策学部、盛岡短期大学部での実施が決定しました。文部科学省採択の「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」を活用し、インターンシップの充実と強化、就業サポーター制度の拡充、IPU-Eプロジェクトの推進など学生の就業力育成支援に取り組んだほか、県内就職の促進やUターン就職支援にも取り組んでいます。

平成24年度の卒業者の状況

平成25年3月卒業生における数値(単位:人)

学部 看護学部 社会福祉学部 ソフトウェア
情報学部
総合政策学部 合計
  卒業者 99 100 138 103 440
就職内定者(うち県内) 94(45) 88(48) 90(29) 92(57) 364(179)
就職内定率 94.9% 98.9% 93.8% 94.8% 95.5%
進学者 0 9 37 1 47
その他 5 3 11 10 29
大学院
修了者
看護学研究科 社会福祉学研究科 ソフトウェア
情報学研究科
総合政策学研究科 合計
博士
前期
博士
後期
博士
前期
博士
後期
博士
前期
博士
後期
博士
前期
博士
後期
9 2 9 0 29 0 5 0 54
短大 盛岡短期大学部 宮古短期大学部  
  卒業者 98 100  
就職内定者(うち県内) 63(45) 70(46)  
就職内定率 98.4% 95.9%  
進学者 28 21  
その他 7 9  

平成24年度卒業者の進路状況

平成24年3月31日現在

(注)端数処理を行っているため、合計値が合わない場合があります
(注)その他は、独立、起業、家事手伝い等、就職・進学希望者以外の者、進路未決定の者、未内定者
(注)「就職率」は就職希望者に対する就職内定者の割合であり、3月31日現在の内定を以て決定しています

過去10年間の就職率の状況

過去5年間の求人の業種別状況

Pick UP コラム 岩手県立大学のインターンシップ事業

 大学教育においてインターンシップの重要性が高まっている折、岩手県立大学では、文部科学省の補助を受けて行う「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」を活用して、インターンシップの充実強化に取り組んでいます。
 総合政策学部では平成26年度から2年生における単位化(自由聴講科目)を、ソフトウェア情報学部においても同様に、インターンシップⅠ(2年次、専門に捉われない就業体験)・Ⅱ(3年次、就業を希望する分野での就業体験)として単位化(選択科目)を図っています。
 一般的にインターンシップは、「ビジネスマナーや仕事の基本を実践で習得する」などが目的とされていますが、本学ではキャリア教育科目として位置づけるとともに体系化し、実践型の人材育成を図る取り組みとして進めています。単位化するに当たっては、「事前・事後学習」や「成果発表会」等を加え構成するとともに、「企業からの評価書」や「学生からの報告書」の記載内容を充実させるための取り組みも進めています。
 もちろん、今後、インターンシップの更なる充実を図り、円滑な実施とともに着実な成果をあげるためには、受け入れていただく企業の拡充と単位認定に見合う評価手法の確立が求められ、これまで以上に企業の協力を頂く必要があると考えます。
 本学が行うインターンシップに多くの学生が参加し、社会人との積極的な対話を通じて「働く意味」についてより深く考え、産業界の期待に応える有為な人材となって巣立って欲しいと願っています。