令和3年度 地域協働研究(ステージⅠ)

発達障害をもつ子どもの学習支援システムの構築

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R03-Ⅰ-15

看護学部 講師 佐藤史教
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
進学塾TomoZemiグループ 看護学部
進学塾TomoZemiグループ
准教授
代表
樋口日出子
鎌田友和
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 4:質の高い教育をみんなに
研究フィールド 盛岡市、北上市 研究協力者 樋口昌範(前臨床心理士)

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
文部科学省によると、2012年に通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒は6.5%に上る。しかし、授業時間以外の個別の配慮・支援を行っているかという問いでは、行っていないという回答が67.1%にも上っている。発達障害をもつ子どもの学習支援に対するニーズは高く、学校教育外での学習支援システムの構築が急務であると考える。本研究においては、発達障害をもつ小・中学生の認知機能と成績の関連、効果的・非効果的な学習方法を明らかにし、効果的な学習支援システムの構築につなげていきたいと考えている。
② 実施方法・取組みの概要
発達障害をもつ子どもの認知機能と成績の関連、効果的・非効果的な学習方法を調査する。そのために、研究代表者が行っている小中高生向けSocial Skills Training(以下、SST)(アイーナ事業)に参加している発達障害をもつ子どもとその保護者に対し、現在行っている学習方法と成績についてインタビュー等の調査を行う。また、認知機能についてWISC(Wechsler Intelligence Scale for Children)を用いて調査する。それらの結果をもとに、認知機能と成績の関連、効果的・非効果的な学習方法を明らかにする。

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