令和3年度 地域協働研究(ステージⅠ)

在住外国人の実態調査による多文化共生社会推進に向けた施策提案-岩手県盛岡市の事例―

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R03-Ⅰ-10

総合政策学部 准教授 山田佳奈
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
盛岡市交流推進部文化国際課 総合政策学部
盛岡市交流推進部文化国際課
盛岡市交流推進部文化国際課
教授
課長
主査
ティー・キャンヘーン
猿舘賢治
山田祐子
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 10:人や国の不平等をなくそう
  • 11:住み続けられるまちづくりを
研究フィールド 盛岡市 研究協力者 公益財団法人盛岡国際交流協会

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
盛岡市内の在住外国人は増加傾向にあり、平成31年4月の出入国管理法の改正により、さらなる増加が見込まれている。
在住外国人のうち、留学生については学校を通じて生活実態がある程度把握できるものの、就労在住外国人については就労先もまちまちであることから生活実態等の把握が難しく、実際に生じている問題がわからず対応が難しい状況になっている。
在住外国人の増加に伴い、自治体として、これまで以上に総合的・体系的な対応が必要となっていることから、本研究により在住外国人の実態調査を行うことで、課題やニーズを浮き彫りにし、それに寄り添った解決策(施策等)を提示していきたいと考えている。
② 実施方法・取組みの概要
本研究では、上記の目的に沿って、在住外国人に対する実態調査(アンケート調査)により現状を把握することを考えている。具体的には、まず、先行事例・先行研究のリファー・整理・分析と、それらに基づく地域特性の抽出・指標作成に向けた準備を行いつつ、在住外国人の意識・実態調査を実施する。その回答の分析を基に、現在の諸課題を浮き彫りにし、それに寄り添った解決策(施策等)、目標設定、指標作成ができると考えている。

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