平成24年度 地域提案型前期
福祉NPOの自主事業開発における戦略的課題について
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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RC-07 |
社会福祉学部 | 教授 | 宮城好郎 | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
NPO法人いわてユニバーサルデザインセンター | 社会福祉学部 NPO法人いわてユニバーサルデザインセンター |
教授 事務職 |
狩野 徹 中浜 洋介 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | ー |
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研究フィールド | 盛岡市、八幡平市、金ヶ崎町を中心にそれぞれの周辺地域 | 研究協力者 | |
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福祉NPOである岩手ユニバーサルデザインセンター(以下IUDC)は、岩手県内におけるユニバーサルデザインの普及推進を目的に平成18年に設立され、以来、行政からの委託事業を中心にフォーラムやセミナー、児童向けのワークショップ等を実施し、ユニバーサルデザインの普及啓発に努めてきた。今後も活動を持続していくために、自立的な経営・財政基盤を確立・強化が必要である。そのため行政にはできない2つの福祉ビジネスにつながる戦略的課題を設定した。ひとつ目の課題は、障がい者施設・事業所で生産されている授産施設製品を販売するなどの支援を定常的に行い障がい者の経済的に自立を目指す課題である。二つめは県外向けの課題として、採算がとりにくい障がい者や配慮の必要な高齢者のツーリズム受け入れ態勢の検討する課題である。福島県や宮城県にはバリアフリーツアーセンターがNPOを中心に組織化され、障がい者や高齢者のツーリズムを受け入れはじめている。採算がとりにくい障害者や高齢者対応の組織化をIUDCが中心になって目指す検討をおこなう。 |
研究成果報告書 | 岩手県立大学機関リポジトリへ |
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