平成24年度 地域提案型前期

防災行政無線に合成音を用いるための最適制御法に関する検討

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RC-06

ソフトウェア情報学部 教授 伊藤憲三
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
滝沢村企画総務課 滝沢村企画総務課 主査 田村 幸子
研究区分一般課題 研究分野
研究フィールド 滝沢村 研究協力者

2011年3月に発生した東日本大震災では、岩手県各地でも情報伝達手段が途絶える中、非常電源をもち防災用として電波が保護されている防災行政無線が、音声による住民への唯一の情報伝達手段となり、その重要性が再認識されたところである。現在滝沢村でも、防災無線放送のデジタル化が進められており、高度で豊富な情報を提供できるようになることに期待が寄せられてる。このように、防災無線の重要性は認められてはいるが、「音声」の聴こえにくい地域が存在していることも従来からの課題となっている。本研究では、地域の形状や環境(例えば、山間部、あるいは住宅密集地域など)によって「聴こえにくい」という課題について、一つの解決方法を示そうとするものであり、「受信環境に合わせた聴きやすい防災行政無線音声の品質に関する最適値を見つけ出す」ことを目的とする。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ