平成24年度 地域提案型前期
被災地の復興まちづくりにおけるユニバーサルデザインの課題について
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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RC-05 |
社会福祉学部 | 教授 | 狩野徹 | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
県庁地域福祉課 | 県庁地域福祉課 | 総括課長 主事 |
岡村 鋭次 鶴巻 知衣子 |
研究区分 | 震災復興 | 研究分野 | ー |
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研究フィールド | (被災地市町村全体:宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市) | 研究協力者 | |
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県の復興計画には、「ユニバーサルデザインの導入」が記されているが、市町村で策定された計画においては、理念は示されているものの、具体的な実施段階のプランについては、今後の検討に委ねられている。現状では道路などのインフラ、住宅、公共施設、民間施設等の整備計画が区々に進められることが懸念され、面的に配慮された整備が十分なされないことが危惧されるところである。復興計画が具体的なものになりつつある現在、ユニバーサルデザインの導入に対する課題を整理し、ユニバーサルデザインと取り入れた復興へ向けた新しいまちづくりへの方向性を示す。具体的な目標は、以下の3点である。①各自治体の復興計画における「ユニバーサルデザインへの取り組み状況」を明らかにし、各自治体や計画において抱えているユニバーサルデザインの実現に対する課題を整理する。②住宅、公共施設、道路等整備、交通計画など実際の計画が連続的、面的な整備につながるよう、その課題を明らかにする。③そして、具体的なユニバーサルデザインの実現に向けての、人材的ネットワークの活用など、具体的提案実現に結びつける。 |
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