令和3年度 地域協働研究(ステージⅠ)

観光客誘客に向けた観光消費を促進するためのコンテンツの構築

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R03-Ⅰ-04

盛岡短期大学部 教授 大志田憲
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
一般社団法人宮古観光文化交流協会 宮古短期大学部
宮古短期大学部
宮古観光文化交流協会
岩手県立大学
准教授
学生
主任
名誉教授
三村敬之
ゼミ生数名(予定)
高岩将洋
宮井久男
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 9:産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 12:つくる責任 つかう責任
研究フィールド 宮古市 研究協力者 (株)日々旅・取締役専務・早川輝

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
東日本大震災以降、昨年度までの県内観光客入込数は、県央、県南部は回復傾向であったが、沿岸部は団体等の教育旅行での入込数は一定程度維持しつつも依然として厳しい状況であった。さらに、今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大によって、県内沿岸の観光関連業は大ダメージを受けている。加えて、近年の旅行形態は団体から個人・小グループへと変化しており、観光客の受け入れ側としてもハード、ソフト両面での大きな転換の必要が迫られている。その様な状況から、コロナ収束後を見越し、新しい旅行形態、観光客の興味を考慮した、より観光消費を促進するための既存観光コンテンツ(観光商品)の改善、新しいコンテンツ開発が重要な課題である。
② 実施方法・取組みの概要
観光客のニーズ分析(観、体験、食)を行い、学生等若い世代の視点も考慮した既存観光コンテンツの実地調査、観光消費に結びつける改善、新規コンテンツ開発およびその効果的な情報発信方法を検討する。
【宮古短期大学部 大志田憲、三村敬之】
学生とともに以下の取り組みを実施する。
・観光客の動向分析、アンケート調査、ニーズ分析 ・ニーズをもとにした既存の観光コンテンツの実施調査 ・調査結果からの既存コンテンツの改善案、新規コンテンツの提案 ・インバウンドも考慮した外国語による効果的な情報発信手法の検討
【宮古観光文化交流協会】
・既存観光コンテンツ情報および実施調査の場の提供 ・調査における他地域観光団体への協力要請、情報交換の場の設定 ・協会主催イベント等でのニーズの取り入れ試行

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