令和3年度 地域協働研究(ステージⅠ)

多世代参加型の商店街地図創作・活用による学びと交流を広げる地域再生

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R03-Ⅰ-02

総合政策学部 教授 倉原宗孝
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
洋野町 洋野町
洋野町
洋野町
洋野町
地域おこし協力隊
地域おこし協力隊
地域おこし協力隊
地域おこし協力隊
麦沢紅美
寺田英人
上野珠実
大内翼
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 12:つくる責任 つかう責任
研究フィールド 洋野町 研究協力者 高橋勝利(洋野町企画課企画政策係長)、上岡谷孝幸(洋野町水産商工課商工観光係長)、下川原康文(洋野町商工会事務局長)

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
洋野町は旧種市町・大野村の合併からなるが、少子高齢化、過疎化が課題である。その中で、海(種市)と山(大野)の資源・魅力を活かしたまちづくりが進み始めており、少子化にある現在も、地域内外の若い世代の自主的活動も生まれている。この機運を捉え、本研究では合併前の旧町村の中心である各商店街を町内外の人々の学びと交流の場と位置づけ、多世代による商店街地図創作を通じて地域再生に向かう。
具体的には、各世代メンバーにより商店街を中心とした町・地域の魅力を多角的に収集・整理・検討を行い、成果を地図や商品券に情報として掲載。買物等を通じた地域の再発見や交流を促進し、誰もが利用しやすい地方商店街のモデルを目指す。
②実施方法・取組みの概要
・移住者目線、多世代目線で各商店街および町全体の観察調査(街歩き)をしながら、店舗等の取材を行い、町の魅力・資源、課題を共有・検討する。その成果をMAPや地図アプリとして作成する。
・作成したMAP・アプリを利用しながら商店街の活用実験を行う。商工会に協力依頼し、商品券使用者が購入した商品・商店と共に、人やまちの発見などを把握、分析する。
・使用者には商品券の改善点など、取り扱い店舗の代表者には商品券についての意見など、アンケート調査。
・種市、大野の各商店街で実施した上記の作業を合同で評価・検討するワークショップや会議を重ね、その成果を次年度以降に取り組むまちづくり計画策定に活用する。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード 研究概要(動画)県立大学公式Youtubeチャンネルへ