令和2年度 地域協働研究(ステージⅠ)

宴会における食品ロス削減に向けた教材「箸袋」の開発と効果の検証

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R02-Ⅰ-21

盛岡短期大学部 講師 浅沼美由希
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
株式会社バセロン (株)バセロン 部長 今野泉
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 2:飢餓をゼロに
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 17:パートナーシップで目標を達成しよう
研究フィールド 盛岡市 研究協力者 平本福子(宮城学院女子大学・生活科学部・教授)、串焼きダイニング えびすけ

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
外食産業における宴会の食品ロス削減に向けた啓発教材「箸袋」の効果について検証する。既に、卒業研究で教材開発は行っている。その後の教材の評価、効果を本研究で行う。一つ目は、宴会における教材確認の有無、教材に対する印象や感想を評価の指標とする。二つ目は、「食品ロス」についての評価である。個人と宴会(グループ全体)における食べ残しの有無について確認する。最後に、「教材」と「食品ロス削減への実行可能性」の関連についても、検討する予定である。つまり、「箸袋」による啓発は、食品ロス削減へ効果的な教材に繋がるかどうかを検証する。
②実施方法・取組みの概要
既に、教材「箸袋」の開発一部を卒業研究の一環として取り組んでいる。この開発した教材「箸袋」を宴会に用いて、調査を行う。調査は、半構造化インタビュー法とし、予め用意しておいたインタビューガイドを用いて行う。インタビュー内容は、ICレコーダーに記録し、その後、録音内容から逐語録を作成する。作成した逐語録から記述内容を抜き出し、KJ法等により解析を行う。

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