令和2年度 地域協働研究(ステージⅠ)

連携・協働時代の学校と外部組織との連携に関する実践的研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R02-Ⅰ-17

高等教育推進センター 准教授 渡部芳栄
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
八幡平市教育委員会
SoRaStars株式会社
高等教育推進センター
SoRaStars(株)
八幡平市立柏台小学校
講師
代表取締役
校長
畠山大
山崎智樹
田村勝
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 4:質の高い教育をみんなに
研究フィールド 八幡平市 研究協力者 福島正徳(盛岡市立北松園小学校校長)(予定)、田口昭隆(岩手県PTA連合会会長)、岩泉町教育委員会(予定)、野田村教育委員会(予定)、大槌教育委員会(予定)、金ヶ崎教育委員会(予定)

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
学力面においても自然・社会体験においても,他県と比較して岩手県は相対的に及ばない状況である。近年の法令改正により,コミュニティ・スクールの取組が動き出している。しかし,一方では働き方改革の流れもあり,それに逆行して学校の負担が増える可能性も否定できない。岩手県では半世紀以上教育振興運動が進められてきているが,地域住民や外部組織と学校の連携・協働の方法が必ずしも確立しているとは限らない。コミュニティ・スクール制度の(再)注目,岩手独自の取組の歴史,働き方改革などの流れがそれぞれある中で,連携・協働時代の学校と外部組織との連携のあり方を見出すことは,岩手にとって重要な課題である。
②実施方法・取組みの概要
背景や課題を受け,最終目標として「多様な体験を積み,意欲・態度等を含む学力も身につけ,予測困難な時代に自ら考え,行動できる人材の育成」を据え,本研究の目標としては,「外部組織や地域住民といった多様な主体が関わる学校運営およびそれによる学校支援のあり方の構築」を目指す。さらに本研究で明らかにすることは,第1に地域住民や外部組織による学校支援の取り組みの現状について,主体,目的・目標,構成,スケジュール,活動内容,認識している効果と課題などについて,特に岩手県内の状況について詳細に把握すること,第2に,それをもとに課題解決策を検討・実践し,成果と課題および促進要因・阻害要因を明らかにすることである。

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