令和2年度 地域協働研究(ステージⅠ)

震災後の多様なニーズに沿える観光モデルコースの設定

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R02-Ⅰ-15

宮古短期大学部 教授 大志田憲
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
一般社団法人宮古観光文化交流協会 宮古短期大学部
宮古観光文化交流協会
岩手県立大学
学生
主任
名誉教授
数名
高岩将洋
宮井久男
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 9:産業と技術革新の基盤を作ろう
研究フィールド 沿岸地域 研究協力者 武田保男((一社)岩泉町観光協会・事務局長)、海藤美香((一社)八幡平市観光協会・事務局次長)、早川輝((株)日々旅・取締役専務)

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
東日本大震災以降、岩手県内の県央、県南、県北部の観光客入込数は震災前の状態へと回復傾向ではあるが、沿岸部は教育旅行客の入込数は維持しつつも全体として見ると依然として落ち込んだままである。加えて、団体から個人・小グループでの観光へと観光形態が多様化していることと、宮古室蘭間フェリーの休止、三陸沿岸道路、宮古盛岡間道路の開通といった交通状況の変化も含め、今後の宮古市を中心とした沿岸部の観光振興を考えた際に、防災ツアー等の教育旅行のみならず、多様化したニーズ、若者から高齢者までに応じた、観る・食べる・体験する旅行プラン、モデルコースを発信・提供する必要がある。
②実施方法・取組みの概要
宮古市内外での観光客動向調査、ニーズ等のヒアリング調査を行い、宮古市を中心とした多様なニーズに沿える観光モデルコースの検討を行う。
【宮古短期大学部】
宮古短期大学部生とともに以下の取り組みを実施する。
・宮古市を訪れる観光客の動向分析 ・宮古市外等県内イベントでのアンケート、ヒアリング調査 ・インターネットリサーチを活用し、県外の沿岸部、宮古市観光の意識調査 ・SNSにおける宮古地域観光者の特徴分析 ・上記の調査からの観光モデルコースの検討
【宮古観光文化交流協会】
・宮古市内で実施したこれまでの観光客動向調査資料の提供 ・他地域イベントの主催団体、市、観光協会、若者とのヒアリングの場の調整・設定 ・上記の調査からの観光モデルコースの検討

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