令和2年度 地域協働研究(ステージⅠ)

再生可能エネルギーの地域貢献促進に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R02-Ⅰ-06

総合政策学部 准教授 平井勇介
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
環境パートナーシップいわて 総合政策学部
総合政策学部
環境パートナーシップいわて
教授
准教授
専務理事
渋谷晃太郎
泉桂子
佐々木明宏
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 9:産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 17:パートナーシップで目標を達成しよう
研究フィールド 県全域 研究協力者 阿部茂(岩手県環境生活部環境生活企画室・温暖化エネルギー担当・主任主査)、若林治男(久慈地域エネルギー(株)・副社長)、菅原佐喜雄(NPO法人太陽光発電所ネットワーク東北6県地域交流会・代表幹事)

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
岩手県は、地熱など再生可能エネルギーの賦存量が多く、再生可能エネルギーはCO2の削減等を進めるための重要な政策に位置づけられている。しかしながら、岩手県における再生可能エネルギーの現状は、県外資本による事業がほとんどであり、地域消費などの地域貢献はごくわずかしか行われていない。
本研究は、岩手県内の再生可能エネルギーの現状を把握し、地域貢献を促進するための課題を明らかにするとともに、課題解決の方策を県民参加で検討することを目的としている。
②実施方法・取組みの概要
1.岩手県における再生可能エネルギーの現状調査等
岩手県内では、風力、地熱、太陽光、水力などによる再生可能エネルギーが生産されている。これらの事業者に対してアンケート調査を実施し、事業者の類型化(規模、本社の所在【現場との距離】など)、地域貢献について分析・検討を行う。また、アンケート調査の結果から地域貢献等について先導的な取り組みを行っている事業者を抽出し、ヒアリング調査による詳細な調査を行う。さらに、再生可能エネルギーの地域内消費の全国の先進事例について文献等により調査を行う。
2.再生可能エネルギー地域循環促進ワークショップ
一般県民、企業等を対象とし、再生可能エネルギーの地域循環を進めている先進地の現状等を学ぶためのワークショップを開催する。ワークショップでは、再生可能エネルギーの地域循環を進めるための課題の抽出、解決方法の検討などを行う。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード