令和2年度 地域協働研究(ステージⅠ)

持続可能な医療通訳者派遣制度の構築に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R02-Ⅰ-02

盛岡短期大学部 教授 石橋敬太郎
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
奥州市
奥州市国際交流協会
盛岡短期大学部
盛岡短期大学部
社会福祉学部
看護学部
看護学部
奥州市市民活動係
奥州市地域づくり推進課
奥州市国際交流協会
准教授
准教授
准教授
講師
助教
係長
多文化共生推進員
事務局長
吉原秋
熊本早苗
細越久美子
アンガホッファ司寿子
木地谷祐子
菊地徳行
高橋佐緒里
渡部千春
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
SDGs
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 10:人や国の不平等をなくそう
研究フィールド 奥州市 研究協力者 岩手県立胆沢病院、奥州市保健所、岩手県立中部病院、奥州市総合水沢病院、岩手県立江刺病院、岩手県立遠野病院、岩手県立磐井病院

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
奥州市では、外国人市民の生活利便性の向上を目指して、当市単独事業として医療機関への医療通訳者派遣制度を奥州市国際交流協会に委託して実施している。しかしながら、医療機関や外国人市民などから医療機関を安心して受診できる環境の充実を求める声が多く、その整備が喫緊の課題となっている。当市が平成27年度から実施している医療通訳者派遣制度を持続可能な制度として構築するには、本制度を利用した医療関係者、保健師や外国人市民に対する調査を実施して、効果の検証をするとともに、課題の抽出を行う必要がある。
②実施方法・取組みの概要
本研究においては、奥州市医療通訳者派遣制度において生まれたケースを整理したうえで、医療通訳者派遣制度を利用した医療機関関係者等に対する質問紙もしくはインタヴュー調査を通して、本制度の効果の検証を行い、課題を抽出・類型化したうえで、個々の課題に応じた対応策を探る。これらの取り組みによって、より実効性の高い医療通訳者派遣制度を構築する。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード