令和2年度 地域協働研究(ステージⅠ)
海洋プラスチック等海岸漂着物の市民参加による調査手法の開発に関する研究
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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R02-Ⅰ-01 |
総合政策学部 | 教授 | 渋谷晃太郎(退職) | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
岩手県 | ソフトウェア情報学部 岩手県環境生活部資源循環推進課 |
講師 総括課長 |
富澤浩樹 佐々木健司 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域社会 |
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SDGs |
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研究フィールド | 沿岸地域 | 研究協力者 | 内田尚宏((一社)いわて流域ネットワーキング・代表理事)、福岡真理子((一社)あきた地球環境会議・理事) |
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①解決を目指す課題(何を解決するのか) 海洋プラスチックごみ対策については、全地球的な課題となっており、岩手県は2019年12月に岩手県海岸漂着物対策推進地域計画を策定した。この計画に基づき今後岩手県では海岸漂着物対策を進めることとなるが、海岸漂着物等の現状が十分に把握できていないことなどが課題となっている。この課題を解決し、計画的、効率的な海岸漂着物の回収除去を行うためには、海岸漂着物等の分布、量という基礎的な情報を得る必要があるが、岩手県の海岸線は長く、多くの人手と時間、コストが必要となる。本研究は、スマホを使用して一般県民の協力を得て海岸漂着物等の場所や量を把握するための低コストな調査手法を開発しようとするものである。 ②実施方法・取組みの概要 1)海岸漂着物の実態調査 文献調査 海岸漂着物の調査方法について既往研究を調査する。 現地調査 岩手県内の代表的な海岸における海岸漂着物及び内陸河川における河川ごみの漂着の実態を把握するため現地調査を行う。 2)海岸漂着物等調査用スマホ対応システムの開発 現地調査及び行政のニーズを踏まえ、スマホを使用した一般の市民が調査可能な簡便なスマホ対応システムの開発を行う。 3)スマホ対応システムによる調査の試行実験 開発したスマホ対応システムによる調査を一般市民等を対象とした試行実験を行い、改善点等を明らかにするとともに改良を行う。 |
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