平成31年度 地域協働研究(ステージⅡ)
岩手県における重層的見守りシステムの検討と構築
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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H31-Ⅱ-01 |
社会福祉学部 | 教授 | 小川晃子(退職) | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
岩手県保健福祉部地域福祉課 | 社会福祉学部 看護学部 岩手県保健福祉部地域福祉課 岩手県保健福祉部地域福祉課 |
教授 准教授 総括課長 主査 |
齋藤昭彦 千田睦美 菊池優幸 鈴木康平 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域社会 | 研究課題の内容 | 持続可能な地域 安心・安全な地域 |
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研究フィールド | 県全域 | 研究協力者 | 岩手県社会福祉協議会、岩手県民生児童委員協議会、岩手県老人クラブ連合会、いわて未来づくり機構 |
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① 解決を目指す課題(何を解決するのか) 岩手県は高齢化・人口減少が進展しており、地域における見守り体制の構築が課題である。それを背景として岩手県立大学が開発した「お元気発信」を岩手県社会福祉協議会の事業として運用するなどの取り組みを行ってきた。しかし、東日本大震災の影響もあり、さらなる普及が課題となっている。また、震災後、人的見守りにあたってきた生活支援相談員の体制を含めた中長期的な見守り支援のあり方検討が必要となっており、人的見守りとICT活用見守りの再構築が必要な時期にきている。こうしたことを背景として、岩手県内における見守りにおける新たなシステムづくりについて、ICT活用と人的見守りの重層化について地域の資源を活かした具体的な方策を明らかにする。ICT活用の面では、「お元気発信」の今後の運用やAI/IoT等の技術を活用したシステム等が普及するなかでの岩手県における活用の可能性を検討するとともに、人的見守りの面では民生委員・生活支援相談員等の人的見守りの育成と活用方法や、県民における地域見守りの在り方について明らかにする。 ② 実施方法・取組みの概要 プロジェクトのこれまでの取り組みから得られた、送迎とテクノロジーを活用した見守りの在り方を提示し、関与者との協議・検討を行い、問題解決を図る。 |
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