平成31年度 地域協働研究(ステージⅠ)

入門者向け自転車操作体験システムの開発による町の活性化

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H31-Ⅰ-19

ソフトウェア情報学部 講師 佐藤永欣
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
紫波町商業部 商工観光課
株式会社テーケィアールマニュファクチャリングジャパン
(株)テーケィアールマニュファクチャリングジャパン
紫波町産業部商工観光課
主事補
室長
佐々木毅
高田浩一
研究区分一般課題 研究分野地域社会 研究課題の内容持続可能な地域
研究フィールド 紫波町 研究協力者 紫波総合高校、盛岡広域振興局、(有)ホロニック・システムズ、(株)P&Aテクノロジーズ、(株)東北パワージェクト

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
紫波町には自転車競技場や佐比内サイクルパーク等の各種自転車競技に関連する施設が整備されている事から、「自転車のまち・紫波町」として自転車を通じた町の活性化や観光の宣伝活動を進めている。
紫波町では自転車関連のイベントを開催しており、申請者らは既存の選手指導用トレーニング計測システムを活用した装置(以下、既存装置と略)を改良して展示し、操作体験させることにより宣伝の支援を行ってきた。
しかし既存装置は自転車競技に特化しており、操作の指導者や安全管理面の監視が必要であった。さらに、自転車に乗ることができない幼児を連れた家族等に体験させることが難しく、広く町民にむけた宣伝のしくみとして、課題があった。
② 実施方法・取組みの概要
紫波町には産学官の団体「紫波町新技術研究会」があり、競技用自転車トレーニング計測システムを開発してきた。
このトレーニングシステムの計測システムを応用した一般市民向けの既存装置は同町の産業まつりなどで展示してきた。さらに安全で親しみやすい幼児も体験できる入門レベルのシステムの開発が求められた。本申請で検討している入門システムの概要は、以下のとおりである。 (1)安全性:幼児やその家族が使用することを前提とした構造設計 (2)親近感:操作者が共感する計測データや映像表示等のインターフェース設計 (3)運用性:保管、運送、組み立て・分解がしやすい機構設計 (4)発展性:本システムを新商品としての普及するための取り組み

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