平成31年度 地域協働研究(ステージⅠ)

3Dプリンタによる景勝地(ジオポイント)の3Dモデル化とその活用

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H31-Ⅰ-11

ソフトウェア情報学部 教授 土井章男
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
特定非営利活動法人津波太郎 NPO法人津波太郎 理事長 大棒 秀一
研究区分震災復興 研究分野暮らし分野 研究課題の内容持続可能な地域 その他諸課題
研究フィールド 宮古市 研究協力者 (株)TOKU PCM、(株)タックエンジニアリング、宮古市都市計画課

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
2019年の6月1日から8月7日まで岩手県沿岸で行われる「三陸防災復興プロジェクト2019」に出展するための高精細な3Dプリントモデルを製作する。さらに、3D計測技術を活用して、岩手県の代表的な観光地である「浄土ヶ浜」を3D計測する。最終的には、三王岩と浄土ヶ浜の3Dプリンタによる造形物を用いて、宮古市への観光誘致、ジオサイトの説明につなげて行く。
② 実施方法・取組みの概要
3D計測に関しては、ドローンによる写真撮影と3Dレーザスキャナによる地上からの計測を行う。得られた写真から点群データの生成には、専用ソフトウェアであるPix4D MapperとContexCaptureを使用する。3DモデリングにはPolygonal Meister、3Dプリント用のモデリングには、GeomagicWrap/Freeform/DesignXを使用する。従来の3D計測と比較して、データ量は10倍以上となるため、高速なデータ蓄積が可能なディスクストレージシステムを利用する。

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