平成31年度 地域協働研究(ステージⅠ)

内陸災害公営住宅から創造・発信する地域・くらしづくりの実践研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H31-Ⅰ-10

総合政策学部 教授 倉原宗孝
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
もりおか復興支援センター もりおか復興支援センター
もりおか復興支援センター
もりおか復興支援センター
もりおか復興支援センター
センター長
生活相談支援員リーダー
生活相談支援員
生活相談支援員
金野万里
佐藤直克
足澤知恵美
外栁万里
研究区分震災復興 研究分野暮らし分野 研究課題の内容持続可能な地域 安心・安全な地域
研究フィールド 盛岡市、岩手県沿岸各地 研究協力者 新井信幸(つながりデザインセンターあすと長町・副代表),中村孝幸(岩手県建築士会・盛岡支部長),亀ヶ森力(町内会助言者)

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
2020年末に完成する災害公営住宅「南青山アパート」入居者と、受け入れる地元町内会との双方の課題解決を睨む。建設予定地域では入居者への対応不安等の声がある。一方で入居予定者においては、孤立問題が入居後1年〜2年の時期に多い中で、事前に住民同士・地域間の支え合い・見守り合いの仕組みが課題である。加えて当該地域にも過疎化高齢化等の課題が大きい。今回の建設・入居を機会に地域の改善・向上に動き出す期待と効果が高く、災害公営住宅と地域の双方の相乗効果を生むことを本研究は狙う。さらに、これら経験・成果を他地域にも還元していく。
② 実施方法・取組みの概要
地域住民が抱える不安・心配の解消の為に、地域町内会や民生委員等へのヒアリングを通じて実態把握する。また入居予定者と地域住民に支え合いの意識醸成の為に、各種ワークショップ等を開催する。そこでの意見やアンケート結果、また先進事例の情報を、公営住宅内に造られる集会所と地域支援センター(仮)の活用方法案に反映させる。これらを通じ具体のモデル構築を行い、その成果は各地に発信・提供していく。

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