平成31年度 地域協働研究(ステージⅠ)

いわて塩の道 野田街道の歴史と文化の検証

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H31-Ⅰ-05

盛岡短期大学部 教授 松本博明
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県盛岡広域振興局経営企画部 盛岡短期大学部
岩手県盛岡広域振興局経営企画部
岩手県盛岡広域振興局経営企画部
講師
部長
主任主査
赤澤真理
岩渕謙悦
小岩幸恵
研究区分一般課題 研究分野地域社会 研究課題の内容持続可能な地域 その他諸課題
研究フィールド 久慈市、野田村、盛岡市、岩手町、葛巻町 研究協力者 久慈市、野田村、盛岡市、岩手町、葛巻町 各市町村の教育委員会等関係機関、観光協会、有識者、岩手県盛岡広域振興局農政部、県北広域振興局経営企画部及び農政部

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
個性ある地域づくりが求められている今日、地域の魅力を再認識し、独自のアイデンティティとして域内外へ積極的かつ効果的に発信していくことが重要な課題であり、各地域の特性を生かしつつ近隣地域が連携し、相互の魅力向上への取り組むことが不可欠である。沿岸と内陸を結ぶ重要な流通経路「塩の道」としてかつて利用された野田街道については、部分的に歴史的意義は明らかにされたものもあるが、広域的な連携による効果的な取り組みを進めていくためには、塩の道沿線及び周辺地域に与えた影響の歴史的・文化的意義を明らかにすることが必要である。
② 実施方法・取組みの概要
上記課題を解決するために、「塩の道」を形成する街道沿線の、歴史・文化、産業、生活(くらし)などを有機的に調査、その連関を把握しながら、活写を試みる。関係者への聞き取りや関連資料の収集、さらにその解読分析によって、「塩の道」が人や物の交流により地域の発展に果たした歴史的・文化的意義の把握・整理を行う。加えて、まだ把握されていない文化、観光資源の新たな発掘と既存資源の読み直し、再評価などによる新しい価値の発見、今日的意義の再定義を行う。岩手県立大学G・振興局Gそれぞれにおいて役割を分担しながら、情報成果を共有しつつ調査研究に取組んでいく。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード