平成31年度 地域協働研究(ステージⅠ)

束稲山麓地域の農業や水害に関連した知識や伝統、文化等に係る調査研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H31-Ⅰ-02

高等教育推進センター 教授 劉文静
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
束稲山麓地域世界農業遺産認定推進協議会 束稲山麓地域世界農業遺産認定推進協議会 事務局長 鈴木暁之
研究区分一般課題 研究分野地域社会 研究課題の内容持続可能な地域
研究フィールド 一関市、奥州市、平泉町 研究協力者 及川正和(胆沢平野土地改良区・理事長)、鈴木明夫(北上川東部土地改良区 ・理事長)、小野寺道雄(照井土地改良区・理事長)、千田賢一(舞川地区区長会・会長)、千田敏彦(生母地区振興会・会長)、丸山政之(平泉町区長会・会長)

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
束稲山麓地域では近年、過疎化や高齢化が進行し、集落機能や農地・山林の保全管理機能の低下が懸念されるようになってきた。そこで、当地域が持つ、北上川流域の水田と中山間地域の棚田などを組み合わせた独自の複合的な農林業システムを地域活性化に繋げたいと考えている。そのため、農林業システムの特徴(メリット・デメリットなど)やそれに至った背景(伝統・文化)について、統計資料だけではなく実情を踏まえた調査・分析を行うことで農林業システムの実態を把握し、地域住民に「他地域と比べて誇れるものがある」と再認識させることで地域の維持・活性化に繋げることを目的とする。
② 実施方法・取組みの概要
まず、統計資料や文献、郷土資料などから、地域住民の年齢、職業分布、農業分類、地形情報など基礎的な情報の調査・分析を行う。これにより、聞き取り対象となる地域住民や団体を選定する。次に、地域住民や団体からの聞き取り調査を行う。

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