平成31年度 地域協働研究(ステージⅠ)

外国人の医療環境等整備へ向けた取り組みについて

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H31-Ⅰ-01

盛岡短期大学部 教授 石橋敬太郎
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
北上市まちづくり部生涯学習文化課 盛岡短期大学部
盛岡短期大学部
社会福祉学部
看護学部
北上市役所生涯学習文化課
北上市役所生涯学習文化課
准教授
准教授
准教授
講師
課長
係長
吉原秋
熊本早苗
細越久美子
アンガホッファ司寿子
及川勝彦
金田仁
研究区分一般課題 研究分野地域社会 研究課題の内容多文化共生社会
研究フィールド 北上市 研究協力者 岩手県県南広域振興局、北上市国際交流協会、奥州市、奥州市国際交流協会、岩手県国際交流協会

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
平成30年12月末現在、北上市に住民登録をしている外国人数は約630人であり、過去最多を記録している。こうしたなか、これまで奥州市国際交流協会が行ってきた医療通訳派遣を岩手県県南振興局が活用することについて、平成31年度から検討を行うこととしている。しかし、母子健康サービスを日本人と同じように活用できず、妊娠・出産・育児の過程において母子関係のみならず、地域生活での困難も懸念されている外国人女性もいる。本研究では、外国人女性の妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援に向けて、通訳者をともなう効果的な母子保健サービスのあり方を提案する。
② 実施方法・取組みの概要
北上市に居住する外国人女性と保健師から母子保健サービスの現状と課題を抽出するとともに、母子保健における医療通訳の仕組みや配置などについて、明石市などの先進的な事例を収集しながら、北上市の現状に合った実現可能な仕組みを検討する。これによって、外国人母子の健全な関係と安心して生活できる環境を整えることができる。

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