平成30年度 地域協働研究(ステージⅡ)
中山間地域における、コミュニティ内部・外部の資源を活用した地域の生活支援ニーズ・シーズのマッチングシステムの構築
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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H30-Ⅱ-05 |
社会福祉学部 | 准教授 | 菅野道生(退職) | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
北股地区振興会 | 北股地区振興会 北股地区振興会 |
代表 事務局長 |
阿部睦雄 佐藤清水 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域社会 | 研究課題の内容 | 持続可能な地域 安心安全な地域 |
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研究フィールド | 奥州市 | 研究協力者 | 奥州市社会福祉協議会 |
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①解決を目指す課題(何を解決するのか) 本研究のフィールドである北股地区は、高齢化と人口減少が進展する中山間地域である。世帯数140世帯で人口は約500人で平均高齢化率は41.8%(6集落のうち2集落は50%超:平成29年9月30日現在)で、奥州市の中心部までは車で40分程度を要し、集落内には商店もほとんどない。 人口減少と高齢化を背景として、住民の生活上の課題が増加しつつあり、集落内での相互支援の仕組みづくりが急務となっている。集落内での日常的な人間関係を基盤としつつ、不足する人的資源を補うためにはコミュニティ外部の人的資源も活用していく必要がある。本協働研究ではコミュニティ内のニーズと、コミュニティ外も含めたシーズのマッチングを可能とするシステムの構築を目指したい。 ②実施方法・取組みの概要 上記の課題に取り組むために、地域住民自治組織内に生活支援ボランティアの受け入れ、及びコーディネート機能を持つセクションを設置し、地区内の各集落間の相互補完、地区内外の団体、個人との連携による住民の生活支援ニーズ解決のための仕組みを構築する。実施する事業は、以下の通りである。 ・住民自治組織におけるボランティアコーディネート技能の研修 ・地域生活上のニーズ解決に関する住民と大学学生のワークショップ ・県内大学、NPO・NGOとの協働による外部人材のボランティアキャンプ受け入れ ・地元生協との協働による買い物支援プログラムの検討 ・上記の各プログラムの評価・検証 |
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