平成24年度 教員提案型
津波の記憶を忘れないためのWeb上の津波資料館の構築
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
---|---|---|---|---|
RB-07 |
ソフトウェア情報学部 | 教授 | 村山優子 | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
教員提案型の場合 提案団体はありません |
ソフトウェア情報学部 田野畑村役場 なし |
准教授 産業振興課 建築士 |
齊藤 義仰 石原 弘 大村 一彦 |
研究区分 | 震災復興 | 研究分野 | 社会・生活基盤分野 |
---|
研究フィールド | 田野畑村 | 研究協力者 | 田野畑村 村内の個人協力者 |
---|---|---|---|
東日本大震災における津波の惨事は、時間が経過するとともに、人々の記憶から忘れ去られて行く可能性が大きいため、この記憶を後世に語り継ぐことは急務である。 作家の吉村昭は、著書「星への旅」の取材中に出会った人々から聞いた明治29年の大津波の話から、埋もれかけていた資料を調査し、再度取材し、「三陸海岸大津波」を書き、警告を発信した。田野畑村では、吉村昭文学資料館の物理的な設置を将来行う計画がある。これに先駆け、本研究課題では、インターネット上に津波資料館を構築し、風化してしまう様々な形式の記憶を集め、後世に伝えていくことを目的とする。これにより、従来の物理的な資料等を、長く後世に伝える形に整え、被災地からの情報発信としたい。さらに、わが国だけでなく、地球規模で情報提供や警告を持続的に発信して行くための設計や構築を行う。このために、情報投稿の容易性や操作性も視野にいれたシステム開発を行う。 |
研究成果報告書 | 岩手県立大学機関リポジトリへ |
---|