平成30年度 地域協働研究(ステージⅠ)

北上市における人口減少社会・働き方改革に即した経営環境下での中小零細企業の労働力確保の手法に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H30-Ⅰ-07

総合政策学部 准教授 近藤信一
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
(株)北上オフィスプラザ 総合政策学部
(株)北上オフィスプラザ
(株)北上オフィスプラザ
准教授
産業支援チーフアドバイザー
主事
桒田但馬
安保繁
中嶋和也
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント 研究課題の内容持続可能な地域
研究フィールド 北上市 研究協力者

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
人口減少等により全国的に労働力不足である昨今、北上市においても有効求人倍率が岩手県及び全国の平均を大きく超えていて既に恒常的な労働力不足の状況にある。今後も一層拍車がかかり特に地域の中小零細企業にとっては喫緊かつ深刻な経営課題となっている。また、IoTやAI等の技術革新やビジネスのグローバル化、働き方改革等、地方の企業においても経営環境の変化が著しいことから、自社の強みや課題を踏まえた経営戦略を策定・見直しすることで、企業が求める人材像を明確にしたうえで、最適かつ効果的な求人活動をする必要がある。そこで北上市と県立大学が、北上市の中小零細企業の人材戦略構築に向けて協働研究を実施するものである。
②実施方法・取組みの概要
(株)北上オフィスプラザでは、北上市内の事業者を対象に、経営戦略に関するアンケート調査(郵送)及びインタビュー調査(訪問)を実施して、今後の支援施策について検討する予定である。
県立大学では、インタビュー調査の実施に協力するとともに、調査研究の内容や分析手法等に経営戦略論的視点から助言を行う。また、研究代表者のゼミ学生も、若者から見た企業の魅力の掘り起こしや最適な情報発信手段の選定等に関して参画する。

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