平成30年度 地域協働研究(ステージⅠ)

ILC実現に伴う外国人研究者等が快適に安心して生活できるためのワンストップサービスに関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H30-Ⅰ-04

社会福祉学部 准教授 佐藤哲郎
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県
奥州市
岩手県政策地域部科学ILC推進室
岩手県政策地域部科学ILC推進室
岩手県政策地域部科学ILC推進室
奥州市総務企画部ILC推進室
奥州市総務企画部ILC推進室
理事兼室長
主任主査
主任
参事兼室長
主任
佐々木淳
重浩一郎
千葉宏
瀬川達雄
佐藤智行
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント 研究課題の内容安心安全な地域 多文化共生社会
研究フィールド 奥州市 研究協力者 岩手県県国際交流協会、奥州市国際交流協会

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
ILC実現へ向けた国の検討が大詰めを迎えている中で、外国人研究者やその家族が快適に安心して生活できる受入態勢の整備の方策について、岩手県では検討を進めている。
また、奥州市ではILCまちづくりビジョンを策定し、多文化共生の推進と快適な生活環境向上に向けた行動指針などを掲げ、計画的に取り組みを進めていくための検討を深めている。
しかしながら、例えば「居住・住宅」等の分野において、十分に多言語で情報発信されてはいないなど、生活に密接した分野における受入態勢の整備が必要であり、その実現に向けて、産学官民が連携し横断的な取組みを進める枠組みを構築していく必要がある。
②実施方法・取組みの概要
これまでに医療通訳など住民レベルで活発な取り組みが行われている奥州市を研究フィールドとして、外国人研究者等が移り住む、来県する際に参考になるワンストップサービスについて、どのようなサービスをどのように提供することがより効果的であるか検討する。
過去に実施したアンケート調査結果を分析するなどし、優先的に取り組むべき項目の洗い出しを行い、関連する事業者や地域住民を対象としたワークショップを開催することにより、現時点における外国人との共生・受入に係る不安や本音などを引き出し、課題として整理していき、どのようなサービスの提供が効果的であるか検討していく。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード