平成30年度 地域協働研究(ステージⅠ)

女性活躍推進が地域活性化に与える影響について

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H30-Ⅰ-03

社会福祉学部 准教授 吉田仁美
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
盛岡市 盛岡市市民部市民協働推進課男女共同参画推進室
盛岡市市民部市民協働推進課男女共同参画推進室
室長
主任
澤口佐知子
田山路子
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント 研究課題の内容持続可能な地域 多文化共生社会
研究フィールド 盛岡市 研究協力者 昭和女子大学、もりおか女性センター、盛岡商工会議所、盛岡市男女共同参画推進懇談会、岩手県男女共同参画センター、10人の女性講師夢プロジェクト

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
近年、女性の活躍、特にも就労の場における女性活躍に大きな期待が寄せられている。盛岡市内企業においても、持続的な成長戦略として「働き方改革」「ワーク・ライフ・バランス」、そして「女性活躍推進」の意義や必要性が認識されつつあるが、実態は国が掲げる目標にほど遠い。そこで本研究を通じて、女性活躍推進の取組の意義と効果を学術的視点から今一度整理しつつ、盛岡地域の企業・経営者・労働者の意識調査や実態把握を行うことで、盛岡地域ならではの課題を浮き彫りにし、それに寄り添った解決策(施策等)を提示していきたいと考えている。
②実施方法・取組みの概要
本研究では目的に沿って、盛岡地域における企業や就業者の実情やニーズを調査により把握することを考えている。調査は具体的に以下の3つを考えている。第一に、盛岡市内への企業にアンケート調査を実施し、全従業員に占める女性割合、管理職に占める女性割合、長時間労働の割合、育児休業取得割合等を把握する。第二に、企業経営者へのインタビューを実施し、女性活躍推進に係るトップの意識と実情、自社における女性活躍推進の問題と課題等を明らかにする。第三に、女性従業員へのインタビューを実施し、女性活躍推進に関する実感、実際の働きやすさと働きがい等について明らかにする。以上の3つのアプローチにより、盛岡地域独自の課題を明らかにできると考えている。

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