平成29年度 地域協働研究(ステージⅠ)

健全な都市環境形成に向けた地方都市からの実践研究 -資源としての空き家等の活用および移動・交流体系の確立を通じた市民・各主体参画による都市モデル形成と検証-

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H29Ⅰ20

総合政策学部 教授 倉原宗孝
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
盛岡劇場界隈まちづくり推進会
株式会社 悳PCM
もりおか八幡界隈まちづくりの会
(株)悳PCM
盛岡劇場界隈まちづくり推進会
代表
代表取締役
会長
大石仁雄
細川智徳
佐々木栄一
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント 研究課題の内容持続可能な地域 安心安全な地域
研究フィールド 盛岡市 研究協力者 盛岡肴町商店街振興組合、盛岡まち並み塾、盛岡肴町商店街振興組合青年部4S会、紺屋町わいわい街並み協議会、もりおかワカものプロジェクト、盛岡商工会議所、岩手県秘書広報室、盛岡市経済企画課、盛岡市都市計画課、盛岡市都市整備部景観政策課

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
本研究では、盛岡市をモデルにこれからの地方都市の形と仕組みを提起する。具体テーマとして「人の移動・交流を促進する仕組み」を掲げ、コミュニティバスなど公共交通に着目した実験・検証を通じ盛岡らしい交流体系を描き出す。
② 実施方法・取組みの概要
小売・サービス業の充実や観光振興、公共交通ネットワークの再構築を検証する実験・学習会を展開する。その一つは、高齢化、運転免許返納、バリアフリー、或いは子どもたちや若者たちにとっての足となる、コミュニティバスの運行実験を想定する。こうした移動・交流機能の確保の中で先の空き家、都市既存ストック等の活用課題を実現していく。これらを都市における建築、交通、生活の「枝」として有効に機能するかを検証し、盛岡のグランドデザインを踏まえつつ、多主体に向けた移動・交流のための全体的ネットワーク再構築に向けた方向性を検証する。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード