平成29年度 地域協働研究(ステージⅠ)

3Dプリンタによる景勝地(ジオポイント)、三王岩と津波石のモデル作成と活用

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H29Ⅰ15

ソフトウェア情報学部 教授 土井章男
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
NPO法人立ち上がるぞ!宮古市田老 NPO法人立ち上がるぞ!宮古市田老 理事長 大棒秀一
研究区分震災復興 研究分野暮らし分野 研究課題の内容持続可能な地域 その他
研究フィールド 宮古市 研究協力者 (株)TOKU/PCM、(株)タックエンジニアリング、田老地区復興街づくり協議会

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
宮古市田老地区にある「三王岩」は三陸復興国立公園にある数多い奇岩景観の中にあって最も圧巻で、1億年もの歳月をかけて、寄せ返す波と海原を吹き渡る風が形作った美しい自然の芸術品である。しかしながら、浸食、自然災害、崩壊等によってその美しい姿が失われる可能性が高い。そこで、未来に美しい豊かな自然の芸術品「三王岩」と東日本大震災の津波で「三王岩」付近で見つかった「津波石」をデジタル保存し、ジオ(地球)を学ぶ奇岩として、観光復興につなげる。の3D模型化を試みる。ステージⅠでは、「三王岩」、「津波石」の立体模型作成を目的に、3Dスキャナによる作成に必要な基礎データ撮りと、制作に必要な3Dデータ作成と3Dプリンタによる小さなモデル造形を試みる。
② 実施方法・取組みの概要
・三王岩、津波石の3D基本データ収集(海上、陸上からのドローン、3Dスキャナによる計測)
・3Dスキャナによる3Dデータ化
・進捗状況打ち合わせ
・3D立体映像の仕上げ、3Dプリンタによる3Dモデルの造形
・報告書作成と地域共同研究ステージⅡ申請打合せ

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