平成29年度 地域協働研究(ステージⅠ)

台風10号災害からの復興に向けた農業を核とした地域活性化の取組~釜石市橋野地区を事例として~

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H29Ⅰ02

総合政策学部 教授 吉野英岐
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県農林水産部農村計画課 岩手県農林水産部農村計画課
岩手県農林水産部農村計画課
岩手県農林水産部農村計画課
岩手県農林水産部農村計画課
企画調査課長
主任主査
主査
農地災害復旧専門員
村瀬勝洋
小野寺健一
佐藤桂祐
山本優子
研究区分一般課題 研究分野地域社会 研究課題の内容持続可能な地域
研究フィールド 盛岡市 研究協力者 岩手県沿岸広域振興局農政部、釜石市農林課

解決を目指す課題(何を解決するのか)
岩手県の中山間地域は、人口減少や高齢化の傾向が著しく、集落の機能が低下し、農業生産機能や県土保全等の多面的機能を果たすことが困難になりつつあるため、岩手県では、農業を核とした中山間地域活性化の推進方向を示す「いわて農業農村活性化推進ビジョン」を平成28年2月に策定した。
このビジョンを実現するための取組として、県内へ波及が期待される地区をモデル地区として選定して重点的に支援を行っており、このモデル地区における成功事例の蓄積を一層進めていくことが必要である。
②実施方法・取組みの概要
モデル地区として、昨年度から取組を進めている「橋野地区(釜石市)」は、台風10号により甚大な被害を受け、笛吹峠(主要地方道釜石遠野線)の通行止めにより、産地直売所の来場者や販売額が減少している。
地域資源を活かした農業生産、加工・販売等に向けた橋野地区の取組を、他地区へ波及させることができる成功事例とすべく、県立大学が有する専門的な手法(アンケート、ワークショップ等)を用いて、この方策の提案を行うものである。

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