平成28年度 地域提案型後期

久慈地域におけるヤマブドウを核とした地域づくりについて

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RT-04

高等教育推進センター 准教授 劉文静
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県県北広域振興局 県北広域振興局農政部
県北広域振興局農政部
県北広域振興局農政部
主査
主事
農業普及員
川守田真紀
阿部いづみ
田口礼人
研究区分一般課題 研究分野地域社会
研究フィールド 久慈市、洋野町、野田村、普代村 研究協力者 太陽の山ぶどう倶楽部(構成機関②~④+イオンリテール(株))、久慈管内市町村(久慈市・洋野町・野田村・普代村)、久慈地方ヤマブドウ振興協議会(生産者団体)、久慈地方ヤマブドウ産業化研究会(販売・加工業者団体)

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
久慈市ではヤマブドウを地域活性化の目玉としてブランド化を進めているが、現在、経営戦略の立案が困窮している状況にある。これは、地域の実情に沿った地域活性化を目指しているため、従来の統計による分析以上に多面的な要素を分析する知識と経験が必要であるためである。そこで、現状把握の序章として「現場側(生産者、加工業者、行政など)の意識調査」を試みる。これにより、現場での生の声を元にした経営戦略を打ち出すことが可能となる。
② 実施方法・取組みの概要
生産者、関連企業(加工業者など)、行政を対象に「今までの行政支援の効果」を聞き取り検証する。また、先進地を視察し、ブランド化に漕ぎつけた経緯やこれからの課題などを聞き取り調査する。そして、これら情報を元に「新たな支援策の模索」を行う。今回はブランド化の初段階である。今後「市場(消費者など)調査」を行い、実際に経営戦略を立案・実施していく段階へと移行する予定である。今回の結果は次段階の「市場調査」の元とできるようにすることも睨んでいる。

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