平成28年度 地域提案型前期

「宮古・下閉伊地域流域基本計画(流域ビジョン)」の評価及び震災以降の沿岸地域流域の森・川・海における現状に即した「新・流域基本計画(宮古・下閉伊地域流域ビジョン)」の基本的方向性の提案

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RR-13

総合政策学部 准教授 泉桂子
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県沿岸広域振興局 宮古保健福祉環境センター
宮古保健福祉環境センター
総合政策学部
総合政策学部
所長
技師
学生
学生
菊池修一
吉田拓司
大崎彩加
大澤仁志
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
研究フィールド 宮古・下閉伊地域 研究協力者 ‎熊谷誠(三陸ジオパーク推進協議会)

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
岩手県は、ふるさとの森と川と海の保全及び創造に関する条例に基づき、宮古・下閉伊地域で市民・事業者・行政の3者からなる「森・川・海」保全・創造協議会を平成16年5月に立ち上げた。その後平成17年1月に流域基本計画「宮古・下閉伊地域流域ビジョン」(以下「現行ビジョン」)を策定した。しかし当地域は東日本大震災津波で受けた被害や復興工事等により流域環境が大きく変わり、地域の現状を多面的に再評価する必要がある。また被災等により協議会およびその構成メンバーの活動が衰退し、協議会運営・活動の見直しが必要である。
②実施方法・取組みの概要
次の事項を可視化し、報告書にまとめることが目標である。
a)対象地の地図・対象地に関する経年データの整備
ア)流域図(河川、分水嶺、尾根、集水域等)
イ)聞き取り調査先の見取り図
ウ)地域の概況(被災前・被災後の状況の整理。人口、高齢化率、漁獲量の推移など)
b)協議会メンバーに対する聞き取り調査(震災津波による流域の変化、震災津波による協議会メンバーの事業活動の変化、現行ビジョンで定めた事業への参加状況)

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