平成28年度 地域提案型前期
観光におけるユニバーサルデザインの実践について
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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RR-12 |
社会福祉学部 | 教授 | 狩野徹(退職) | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
岩手県保健福祉部地域福祉課 | ソフトウェア情報学部 社会福祉学部 岩手県地域福祉課 岩手県地域福祉課 |
教授 講師 総括課長 主任 |
阿部昭彦 吉田仁美 渡辺英浩 松尾友子 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域社会 |
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研究フィールド | 県内全域(平泉地区、八幡平地区) | 研究協力者 | |
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① 解決を目指す課題(何を解決するのか) 観光におけるユニバーサルデザイン(UT:ユニバーサルツーリズム)の実践には、UTに対応した地域(観光地)の受入体制の強化が重要である。そのためには、地域の観光に関連したユニバーサルデザイン情報の収集・発信等を行い、行政や地域関係者とネットワークを持ち、旅行者等からの問合せや相談に対応できる窓口機能を有する受入拠点づくりが必要である。これらについて先行事例調査や県内の観光事業所等の取組経緯や組織形態、活動実態等を分析し、UTに対応した地域(観光地)の受入拠点のありかたについて、取組みの検討、立ちあげ、継続等各ステージ毎に必要となる活動内容等ポイント等を考察し、岩手県の状況を考慮した受け入れ組織の提案を行う。 ② 取り組みの概要 ①の目標を達成するために以下の3点に取り組み、地域の受入体制強化に向けた活動のモデルを示し、普及促進に向けた課題と方向性を示した。またUTモニターツアー等を通じて得られた旅行会社との連携の方向性を提案する。 1)沿岸地域においては、復興と合わせた観光産業のあり方を検討し、福祉・観光のあり方を提言する。 2)世界遺産登録後多くの観光客が来るようになった平泉地区での受け入れ体制組織を検討する。 3)先進地での受け入れ体制(バリアフリーツアーセンター活動)設置へ向けての提言を行う。 |
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