老人クラブ活動の活性の方策に関する実証的研究
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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RR-09 |
社会福祉学部 | 講師 | 菅野道生(退職) | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
盛岡市保健福祉部長寿社会課 盛岡市老人クラブ連合会 |
盛岡市老人クラブ連合会 盛岡市長寿社会課 盛岡市長寿社会課 盛岡市長寿社会課 盛岡市長寿社会課 |
事務局長 課長 係長 主査 主任 |
嵯峨直樹 吉田一彦 小田島晃子 藤澤勇 弥藤紘子 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域マネジメント |
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研究フィールド | 盛岡市 | 研究協力者 | |
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①解決を目指す課題(何を解決するのか) 今後総人口が減少する中,介護等を必要とせず元気に生活できる健康寿命と,平均寿命の間を埋める取組が重要となる。そのためには,高齢者が自ら社会に参加し,生きがいを持って生活できるための仕組みと,それを支える日常生活支援や地域のネットワークの構築等が必要となると思われる。 しかしながら,その役割を担っている組織のひとつに老人クラブがあるが全国的にも老人クラブ数が減少する等,活動そのものが停滞してきていると思われる。 その要因として,個人主義化,ライフスタイルの変化,コミュニティの希薄等が考えられるが,高齢者が社会に関わりを持つ機会等を確保するため高齢者のニーズの把握を通じて,岩手県内自治体における望ましい高齢者保健福祉政策の方向性について明らかにする。 ②実施方法・取組みの概要 ア)研究チーム員である盛岡市及び盛岡市老人クラブ連合会と連携協力し,前期高齢者及び老人クラブへの将来的な参加が見込まれる50歳から74歳までを対象者として,高齢者の生きがい活動に対する関心や意向及び日常生活に関する支援ニーズについて,郵送による調査を行い,年代間の差異や課題等の抽出・分析を行う。 なお,市における高齢者は,約9万5千人程度と見込まれ,これを母集団とした 場合,統計上の信頼性を確保するためには約950件の回答が必要となる。 さらにアンケートへの有効回答率が概ね50%程度と見込まれるため2,000人を対象とした調査とする。 イ)単位老人クラブ会員からの意見聴取(10か所程度) 地域にある老人クラブを単位として,クラブ活動の現状や課題,展望を伺うためのグループインタビューを実施する。 以上の結果を踏まえ,学内研究者及び研究関与者とともに分析を行い,県内自治体における望ましい高齢者保健福祉政策の方向性を議論する。 |
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