平成28年度 地域提案型前期

農業生産活動がもたらす中山間地域への波及効果について

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RR-01

総合政策学部 教授 吉野英岐
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県農林水産部農村計画課 岩手県農村計画課
岩手県農村計画課
岩手県農村計画課
岩手県農村計画課
企画調査課長
主任主査
主査
農地災害復旧専門員
鷲野健二
小野寺健一
菊池俊次
吉田長貴
研究区分一般課題 研究分野地域社会
研究フィールド 二戸市浄法寺地区 奥州市江刺地区 北上市二子地区 研究協力者 モデル地区の住民(二戸市浄法寺地区、奥州市江刺地区、北上市二子地区の予定)

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
岩手県の中山間地域は、人口減少や高齢化の傾向が著しく、集落の機能が低下し、農業生産機能や県土保全等の多面的機能を果たすことが困難になりつつある。岩手県は平成28年2月に「いわて農業農村活性化推進ビジョン」を策定し、本格的な対策に乗り出したが、農業振興による所得向上や雇用創出等の具体的な成果の検証および地域への波及効果の測定の手法開発と提示が喫緊の課題になっている。
②実施方法・取組みの概要
農業振興事業の導入にあわせて、地域特性を活かした農業生産、加工・販売や、農村資源を活かした都市農村交流等に取組むモデル地区を選定し、県立大学が有する専門的な手法(アンケート、聞取調査、ワークショップ等)を用いて、ビジョンに基づいた活性化方策の効果(所得向上、雇用創出、地域活性化、生きがいや健康の増進、人材育成、交流促進、移住・定住の促進、環境保全等)を具体的に測定し、今後の実践につながる方向性を提示する。

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