平成27年度 地域提案型後期

ひとり親世帯の子どもの生活実態に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RP-12

社会福祉学部 准教授 齋藤昭彦
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
盛岡市保健福祉部子ども未来課 社会福祉学部
法政大学
盛岡市子ども未来課
盛岡市子ども未来課
盛岡市生活福祉第二課
盛岡市生活福祉第一課
盛岡市地域福祉課
講師
准教授
家庭支援係長
家庭支援係主任
副主幹兼査察指導員
生活支援給付担当主事
福祉企画係主査
櫻幸恵
藤原千沙
野中涼子
陳ケ岡木綿
佐久山久美子
山口哲
佐藤俊治
研究区分一般課題 研究分野地域社会
研究フィールド 盛岡市(児童扶養手当受給世帯) 研究協力者 岩手インフォメーション・テクノロジー株式会社 森子恵太

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
日本の子どもの貧困率は16.3%で先進国の中でも深刻な状況であり,「子どもの貧困対策に関する大綱」(平成26年8月29日閣議決定)により,各自治体での具体的な施策展開が求められている。盛岡市では,具体策の検討にあたり関係各課でワーキンググループを立ち上げ関連事業の情報共有を行ったが,子どもの貧困の実態は見えにくく,生活実態を把握しきれていない実情が確認された。子どもの生活実態の可視化は,実情に即した「子どもの貧困対策」の施策構築のための喫緊の課題である。そのため,本研究では,特に困窮度が高いとされるひとり親世帯を対象に生活実態調査・分析を実施し,子どもの貧困対策の具体化に向けた基礎的データの整備を目指したい。
② 実施方法・取組みの概要
ひとり親世帯のうち,一定所得以下の世帯=児童扶養手当受給世帯を対象とし,郵送による質問紙調査を実施し,子どもの生活実態を把握する。質問紙の設計は,調査結果の集計・分析の際,先行研究との比較検討が出来る構成とする。また,一般家庭との比較や郡部の自治体との比較検討を視野にいれ,体系的・構造的な調査設計を意図する。

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