平成27年度 地域提案型後期

平安鎌倉時代に活用されていた和式馬具(鞍・鐙)の復活と流鏑馬文化の継承

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RP-11

ソフトウェア情報学部 教授 土井章男
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
遠野郷馬っこ王国
十和田乗馬倶楽部
総合政策学部
遠野郷馬っこ王国
遠野郷馬っこ王国
(株)ぴーぷる
教授
代表
事務局員
代表取締役
倉原宗孝
菊池茂勝
上村鮎子
山崎浩幸
研究区分一般課題 研究分野地域社会
研究フィールド 遠野市、奥州市、十和田市 研究協力者 公益財団法人 馬事文化財団 末崎真澄(神奈川県横浜市)、寒河江八幡宮 流鏑馬保存会 事務局長 阿部巧(山形県寒河江市)、岩手県立博物館

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
和式馬具を活用した流鏑馬は、江戸時代後期のものを伝承して使用しているのが現状である。しかしながら、現在日本人の体型は、江戸時代後期から大きく異なっており、体型の合わない騎手がこの和式馬具を使用した場合、非常に危険であった。このため、現在の平均身長に合わせた和式馬具(軍陣鞍)を製作し、古来より伝わる流鏑馬文化を後世に伝え、同時に継承者を育成していく。
② 実施方法・取組みの概要
現在の平均身長に合わせた軍陣鞍を製作するために、和式馬具の3次元計測を行い、取得した点群データからCAD(Computer Aided Modeling)技術を用いて、コンピュータ上で修正可能な3Dモデル化を行う。次に、この3Dモデルをベースに、現在の平均身長や馬体に合わせた、最適な和式馬具のモデルを設計し、安全で正しい騎乗が可能なレプリカモデルを製作する。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード