平成27年度 地域提案型後期

安比高原シバ草原の自然再生に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RP-09

総合政策学部 准教授 島田直明
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
安比高原ふるさと倶楽部 総合政策学部
総合政策学部
安比高原ふるさと倶楽部
教授
教授
理事・事務局長
金子与止男
渋谷晃太郎
斎藤文明
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
研究フィールド 八幡平市安比高原 研究協力者 岩手北部森林管理署(予定)、八幡平市商工観光課(予定)

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
安比高原には、放牧によって維持されてきたシバ草地がある。シバ草地は、農業の機械化、畜産の不振等により牛馬の放牧が著しく減少するとともに牧野改良により人工草地化が急速に進み、全国的に激減した。安比高原に残されたシバ草地も遷移が進行して森林化しつつある。自然環境、文化の両側面から重要であるシバ草地の保全、再生、維持管理は、喫緊の課題となっているが、中山間地における人口減少などにより将来の見通しはきわめて暗い状況に置かれている。このため、安比高原のシバ草原においてシバ草地の自然再生・保全を検討する必要がある。
② 実施方法・取組みの概要
生態系の視点からの自然環境調査として、地形図・植生図の作成、生物多様性・生態系調査、歴史的環境・駒文化等調査等を行う。

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