平成27年度 地域提案型後期
災害派遣福祉チームの設置および活動に関する研究
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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RP-05 |
社会福祉学部 | 教授 | 狩野徹(退職) | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
岩手県保健福祉部地域福祉課 社会福祉法人岩手県社会福祉協議会岩手県 |
社会福祉学部 岩手県保健福祉部地域福祉課 岩手県社会福祉協議会 |
准教授 総括課長 事務局長 |
齋藤昭彦 藤原寿之 古内保之 |
研究区分 | 震災復興 | 研究分野 | 社会・生活基盤分野 |
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研究フィールド | 久慈市、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市 | 研究協力者 | 東北福祉大学社会福祉学部 教授 都築光一(前岩手県立大学社会福祉学部准教授) |
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①解決を目指す課題(何を解決するのか) 大規模災害時に避難所等で福祉的支援を行う「岩手県災害派遣福祉チーム」は、平成25年度に発足し、これまでにチーム員約230名、最大34チーム派遣可能な体制となっている。「岩手県災害福祉広域支援推進機構」(本部長:岩手県知事)及び機構の下部組織「岩手県災害派遣福祉チーム検討部会」を設置し、派遣体制の整備のほか、チーム員の養成研修及び登録、登録済チーム員のスキルアップ研修などに取り組んできた。これまで、図上訓練や岩手県総合防災訓練への参加など、実践を想定した研修や訓練も行っているが、実際の派遣経験はなく、円滑な派遣活動のためには、活動内容等について更に詳細な検討が必要となっている。 ②実施方法・取組みの概要 災害発生→被災地からの派遣要請→派遣決定→現地活動における、個々の場面の実践を想定した詳細な派遣スキーム確立に向けた課題の整理をおこない、現地活動における医療や保健分野との連携、円滑な支援に繋げるためのスクリーニング手法を開発途中のシステムに組み込むための仕組み作りの検討が必要である。また、 県外を含めた広域的な派遣に備えた他県(現時点で東北6県への派遣を想定)との連携体制の提案を目指す。これらは「岩手県災害派遣福祉チーム検討部会」において、課題解決及び実際の災害におけるチーム派遣に反映する。 |
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