平成27年度 地域提案型前期

農業中間支援組織構築に向けた中核生産者の果たす役割

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RN-19

高等教育推進センター 准教授 劉文静
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
北上市 北上市農林部農業振興課 主事 小田島駿雄
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
研究フィールド 北上市 研究協力者

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
平成26年度地域提案型前期の成果より、北上市における農業中間支援組織の構築においては、より実践的な組織運営をするためにも、地域の中核を担う農業経営者や若手農業者に対し、組織立ち上げ時から設立に携わり、その良好な運営への協力体制の構築を検討する必要があるということがわかった。今回は前述した成果を踏まえた組織づくり、およびその組織の発展を目指した検証を目的としている。農業中間支援組織が有益であることが確認できれば、工業地帯として発展してきた北上市は、工業だけではなく農業分野でも力を得ることができる。
② 実施方法・取組みの概要
地域の中心経営体や若手生産者、農業生産法人の代表者等を対象に、農業中間支援組織に対する意見・要望等の聴取を行う。具体的には、農業者が法人化や大規模化、機械導入や各種事業展開した際に農業関係機関とどのような関わりを持ったか等、当時の取組みの整理や問題提起を行うことで、既存の農業関係機関の業務内容の見直しや農業中間支援体制を形成する際の要素とする。また、農業関係機関内の業務内容の整理、共有を行い、農業中間支援組織の役割を掘り出す。

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