平成27年度 地域提案型前期

盛岡市の中心市街地の活性化に寄与する交通まちづくりとLRTの導入

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RN-14

総合政策学部 助教 宇佐美誠史
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
もりおか交通まちづくりLRTフォーラム もりおか交通まちづくりLRTフォーラム
もりおか交通まちづくりLRTフォーラム
もりおか交通まちづくりLRTフォーラム
もりおか交通まちづくりLRTフォーラム
代表
副代表
幹事
事務局長
戸舘弘幸
佐藤秀公
成島英史
加藤勝
研究区分一般課題 研究分野地域社会
研究フィールド 盛岡市 研究協力者

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
・人口減少社会の中、県都盛岡市がそのポテンシャルを生かし、広く県内外、国内外からの来街者に都市サービスを提供し、盛岡市自体の都市環境が向上する好循環を作り出すべきと考える。
・そのため、交流人口増に寄与し、高齢者等をはじめ全ての人にやさしいまちづくり、環境負荷の軽減を念頭に、まちづくりの骨格をなす都市交通のあり方を見直し、幅広いコンセンサスを得る必要がある。
・これらのことから、客観的なデータに基づくニーズの把握、分析やLRTの導入を含む公共交通体系の再編、整備が盛岡市の街づくりに及ぼす影響等を明確にしていく必要があると認識している。LRTは、まちづくりと一体的に整備される路面電車のシステムのこと。
② 実施方法・取組みの概要
・県都盛岡市にふさわしい都市交通についてニーズを把握するために、盛岡市民を対象にアンケート調査を実施する。
・既存の事業を参考に、盛岡でLRTを導入した場合について、整備、運営面について検討する。そのために、中心市街地活性化や環境負荷低減などのためにLRT政策を進めている富山や宇都宮などの先進事例を調査する。調査項目は、経緯、住民意識の醸成、計画策定方法、事業者選定など。両都市とも、新幹線停車駅、かつ、地方の県庁所在地であり、盛岡と似ている。
・LRTや路面電車を有する都市を対象に、地価の推移を把握し、地価に与える影響を検討する。
・市民や関係する事業者等を巻き込んでのこまめな勉強会、公開討論会等の開催をする。

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